2014/01/21 Tue
2014年1月21日発行

                http://www.devforum.jp/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス


          -(dev-info)-


    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック:

  「安倍総理アフリカ諸国訪問」
「日本のOECD加盟50周年に向けたOECDの活用」
「世界銀行報告書 Global Economic Prospects Report」
「アフリカ開発銀行 Results Measurement Framework(2013-2016)」

       他


【2】 GRIPS開発フォーラム:
  (1) 第8回(12/16開催)「中小企業の海外展開」勉強会の議事録掲載
  (2) 任期付職員(専門職)募集のおしらせ(再々掲載)


【3】 東京発~世界銀行からのお知らせ:
(1) セミナー・イベントのご案内
(2) 最近の活動から


【4】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「足元から考える食糧安全保障」
執筆:春名聡子(International Food Policy Research Institute/ワシントンDC在住)



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【1】 開発フォーラム新着情報チェック

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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください


┏━━━━━━━━━━━┓
- 日本関連 -
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● 安倍総理は、「地球儀を俯瞰する外交」の一環として、1月10日から14日まで、オマーン、コートジボワール、モザンビーク、エチオピアを訪問しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/af/af1/page18_000172.html

● 2015年安保理非常任理事国選挙対策本部第1回会合の開催され、2015年安保理非常任理事国選挙に関する諸情勢の分析及び今後の選挙対策等について議論が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_000509.html

● 日・モンゴル首脳電話会談が行われ、二国間関係強化についての議論が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/page4_000344.html

● モンゴルとの間で3億円の中小企業ノン・プロジェクト無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h25/140115_1.html

● モザンビークとの間で、「マプト・ガス複合式火力発電所整備計画」につき172億6,900万円を限度とする円借款に関する書簡の交換、また、0.84億円を限度とする無償資金協力「マプト市医療従事者養成学校建設計画」に関する書簡の交換も行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h25/y140112_1.html
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h25/140112_1.html

● 日・パラオ間の二国間クレジット制度に関する二国間文書の署名が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_000496.html

● ソロモン諸島に対する5,200万円を限度とする一般プロジェクト無償資金協力「ホニアラ港施設改善計画」に関する交換公文の署名が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h25/140117_1.html

● タンザニアに対する無償資金協力「ニューバガモヨ道路拡幅計画」(供与限度額を50億9,500万円に変更)、「ダルエスサラーム送配電網強化計画」(供与限度額:3,200万円)に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h25/140117_2.html

● 日本のOECD加盟50周年に関して、「OECD加盟50周年に向けたOECDの活用」と題する提言書が、有識者会合代表から岸田外務大臣に対し手交されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_000505.html

● JICAは、ラオス人民民主共和国との間で、総額95億1,700万円を限度とする円借款貸付契約に調印しました。
http://www.jica.go.jp/press/2013/20140110_01.html

● 同じくJICAは、トルコとの間で、「ボスポラス海峡横断地下鉄整備事業(II)」を対象に新たに429億7,900万円を限度に円借款を供与する借款契約に調印しました。
http://www.jica.go.jp/press/2013/20140117_01.html

● 外務省任期付職員(対ロシア経済関係の分野、旅券総務業務の分野、APEC関連業務、国際機関就職支援分野、緊急・人道支援分野、マルチの国際協力分野防災、WTO,EPA/FTA交渉分野、国際法分野、欧州局総務関係業務、国連分野、物品調達・管理業務、EPA/FTA交渉分野、人権・女性分野)を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/ninki/index.html

● 外務省非常勤職員(対外発信調査員、草の根文化無償資金協力専門員、旅券専門員の公募、国際法調査員、経済協力専門員緊急・人道支援関係業務)を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/kikan/index.html

● 国際協力NGOへの就職や転職を希望する人を対象に、1月27日にNGO就職ガイダンスが開催されます。
http://www.janic.org/event/127ngongo.php


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- バイ・ドナー関連 -
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● DFIDは、人道危機における女性と女の子への暴力についてのペーパーを発表しました。
https://www.gov.uk/government/publications/briefing-paper-violence-against-women-and-girls-in-humanitarian-emergencies

● DFIDは、イングランド及びウェールズ勅許会計士協会(ICAEW)および英国勅許公共財務会計協会(CIPFA)と提携し、途上国の金融部門やビジネス環境整備支援を行うと発表しました。
https://www.gov.uk/government/news/dfid-drafts-in-uk-accountancy-skills-to-boost-international-development

● EUは、2014-2020年に、イラクに対して7500万ユーロの支援をすることを発表しました。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-14-32_en.htm?locale=en

● USAIDは、中央アフリカに対して追加で3000万ドルの人道支援をすると発表しました。
http://www.usaid.gov/news-information/press-releases/jan-20-2014-additional-30-million-humanitarian-assistance-central-african-republic

● USAIDは、国際人道組織と協力して、シリア危機に対する子ども支援"No Lost Generation"戦略を支援すると発表しました。
http://www.usaid.gov/crisis/syria/children

● USAIDは、南スーダンの武力衝突による犠牲者に対して追加で緊急支援を行うと発表しました。
http://www.usaid.gov/crisis/south-sudan
http://www.usaid.gov/news-information/press-releases/jan-18-2014-shah-immediate-unconditional-humanitarian-access-south-sudan


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- 国際機関関連 -
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● IMFのラガルド専務理事は、日米欧などの先進国経済について、多くの国でインフレ率が中央銀行の目標を下回っており、デフレの恐れも強まっていると指摘しました。また、楽観論が広まる一方で、持続可能な成長及び有意義な雇用のための政策を引き続き重視する必要があると述べました。
http://www.imf.org/external/japanese/pubs/ft/survey/so/2014/new011514aj.pdf

● 世界銀行は、「世界経済見通し報告書Global Economic Prospects Report」を発表しました。そのなかで、日米の景気回復やユーロ圏のプラス成長復帰が寄与し、2014年に世界のGDPは3.2%伸びること、米の緩和縮小に伴い、新興・途上国への資本流入が急減する恐れがあることを指摘しています。
http://www.worldbank.org/en/news/press-release/2014/01/14/global-economy-turning-point-world-bank

● 同じく世界銀行は、アブダビで開催されたエネルギーサミットと国際水サミットで、途上国のよりよいエネルギー運営と計画促進のための新しいイニシアティブを立ち上げました。
http://www.worldbank.org/en/news/press-release/2014/01/20/water-shortages-energy-production-worldwide

●同じく世界銀行は、女性・ビジネス・法2014報告書を発表し、ジェンダーの平等実現に対する法や規制による障害についての報告書を発表しました。
http://wbl.worldbank.org/
http://www.brookings.edu/events/2014/01/15-enhance-gender-equality

● アフリカ開発銀行は2013-2016年のResults Measurement Framework(RMF)を発表しました。RMFは、銀行の5つの強化分野、戦略的集中、銀行開発インパクトのよりよい評価、ジェンダーへのさらなる注力、金銭的価値重視、銀行の成果を向上させるターゲット設定への注力を強化するものです。
http://www.afdb.org/en/news-and-events/article/afdb-approves-a-results-measurement-framework-to-better-achieve-its-development-goals-12741/

● 米州開発銀行、米州機構、ブリティッシュカウンシルは、米州地域における、創造的、文化的活動が成長、雇用、貿易といった国の経済に与えるインパクトに関する合同調査を発表しました。
http://www.iadb.org/en/news/news-releases/2014-01-16/economic-impact-of-the-creative-industries-study,10735.html

● 国連安保理議長は報道声明を発し、南スーダンにおける人権侵害に速やかに終止符が打たれ、責任を有する者に説明責任を果たさせることを求めました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=46906&Cr=South+Sudan&Cr1=

● シリアに関する第2回国際人道支援拠出会議がクウェートで開催され、24億ドルを超える資金拠出の誓約がありました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=46932&Cr=syria&Cr1=

● 国連食糧農業機関(FAO)は、世界の食料価格を発表し、その中で、昨年11月、12月と世界の食料価格に変化がなかったこと、2013年の食料価格はこれまでの最高額を記録したと指摘しています。
http://www.fao.or.jp/detail/article/1179.html

● UNウィメンとオランダ政府の共催で、シリア女性の会議がジュネーブで開催され、シリア内外から50人の女性が参加しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=46916&Cr=Syria&Cr1=

● 国連人権高等弁務官事務所の調査団による、中央アフリカ共和国の人権侵害状況を調査した結果報告が公開されました。報告書は、人権状況が依然として極度に不安定であると警告しています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=46924&Cr=central+african+republic&Cr1=

● WHOは125トン以上の医療物資を配送をシリアのアレッポに輸送しました。
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2014/syrian-arab-republic-20140107/en/index.html


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- シンクタンク・NGO関連 -
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● 英シンクタンクODIより、人道支援のケーススタディとしてヨルダンとハイチの事例が発表されています。
http://www.odi.org.uk/publications/8147-jordan-private-sector-humanitarian-aid-refugee
http://www.odi.org.uk/publications/8149-humanitarian-crises-emergency-preparedness-response-analysis-haiti

● 英ガーディアン誌が、ヨーロッパのドナーの規模や活動の概略をgoogle map上にまとめています。
http://www.theguardian.com/global-development-professionals-network/interactive/2014/jan/06/eu-development-agencies-interactive-map

● Africa Research Instituteのブログで、「2014年、アフリカについて知っておくべきこと」としてマラリアワクチンの開発など10件のニュースが紹介されています。
http://www.africaresearchinstitute.org/blog/10-things-you-need-to-know-about-africa-in-2014-by-jonathan-bhalla/

●アジア財団は、中所得国の罠と題して、アジア中所得国の成長鈍化を、マレーシアとタイを例に研究した報告書を発表しました。
http://www.asiafoundation.org/publications/pdf/1277

●Oxfamは、公共政策の改善がなければ、大規模な不均衡は避けられないという、ダボス会議に向けたポリシーペーパーを発表しました。
http://policy-practice.oxfam.org.uk/publications/working-for-the-few-political-capture-and-economic-inequality-311312

●同じくOxfamは、災害リスクに対する対策はより持続的な開発に貢献するという報告書をまとめました。
http://policy-practice.oxfam.org.uk/publications/disaster-risk-reduction-makes-development-sustainable-311422

●CSISは、ビジネスは汚職に対して真剣に対応しなければいけないという報告書を発表しました。
http://csis.org/publication/removing-corruption-tax-private-sector

●Stanford Social Innovation Reviewで、大規模なNGOの結果測定について、どのような制度構築がよいか、具体例からまとめた記事が発表されました。
http://www.ssireview.org/blog/entry/making_measurement_work_in_large_complex_organizations

●Pew Research Foundationは、世界で人口が多い25ヶ国における宗教上の弾圧に関する統計を発表し、世界で宗教弾圧が悪化していると報告しました。
http://www.pewforum.org/2014/01/14/religious-hostilities-reach-six-year-high/#interactive



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【2】 GRIPS開発フォーラム:
  (1)第8回(12/16開催)「中小企業の海外展開」勉強会の議事録掲載
  (2)任期付職員(専門職)募集のおしらせ(再々掲載)
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(1)第8回(12/16開催)「中小企業の海外展開」勉強会の議事録掲載

昨年12月16日に行われた第8回「中小企業の海外展開」勉強会の議事録
をホームページに掲載しましたので、お知らせいたします。
ぜひ、ご一読ください。
http://www.grips.ac.jp/forum/newpage2008/SME.htm


(2)任期付職員(専門職)募集のお知らせ(再々掲載)

今般、GRIPS開発フォーラムでは、任期付職員(専門職)を募集します。
詳細は下記をご覧ください。皆様のご応募をお待ちしております。
締切は1月31日必着です。

募集内容はこちら↓
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf13/GDF_Koubo_2013.pdf


(GRIPS開発フォーラム・飯塚美恵子)
http://www.grips.ac.jp/forum/


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【3】 東京発~世界銀行からのお知らせ:
(1) セミナー・イベントのご案内
(2) 最近の活動から
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(1)  セミナー・イベントのご案内

■ イデアス開発問題セミナー「生物多様性保全と国際支援―熱帯、マングローブとアジア連携促進からの考察―」
アジア経済研究所開発スクール(イデアス)、世界銀行東京事務所共催コーヒーアワー

日時:
2014年1月22日(水) 午後6時30分から午後8時

場所:
世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://bit.ly/16DhvsI

内容:
山本朝子さん (アジア経済研究所開発スクール第17期修了生)から、
生物多様性とその保全について分かり易く解説し、国際援助界での
潮流や、インドネシアの豊かな海洋資源とゴミなどの脅威を紹介します。

詳細、参加お申込み:
http://bit.ly/19gQIHT


■ 世界銀行パブリックセミナー:「世界経済見通し」最新版報告

日時:
2014年1月27日(月) 午後4時から午後5時30分

場所:
世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://bit.ly/16DhvsI

内容:
報告書主要執筆者のアンドリュー・バーンズによる最新の動向説明に加え、
早稲田大学アジア太平洋研究科の浦田秀次郎教授を迎え、
最新データから分析したコメントをいただきます。

言語:
英語・日本語(同時通訳付)

詳細、参加お申込み: http://bit.ly/1a3IKCn


■ 「日本 - 世界銀行防災共同プログラム」設立記念特別シンポジウム

日時:
2014年2月3日(月) 午後2時から午後5時
場所:
経団連会館国際会議場
http://bit.ly/1b245GR

内容:
世界銀行が日本政府と協力して進めている開発における災害リスク管理の主流化を目的とした
「日本-世界銀行防災共同プログラム」の一環として世界銀行東京防災ハブを開設する運びとなり、
これを記念し特別シンポジウムを開催いたします。一国で発生した災害が、
サプライチェーンや貿易・投資などを通じてグローバル経済に与えるリスクを
いかに軽減するかにも焦点をあて議論を深める予定です。

言語:
英語・日本語(同時通訳付)

詳細・お申し込み:
http://bit.ly/1eRT79U



(2)  最近の活動から

12月12日、 「障害学生への支援:スーダンと日本の共通点と相違点」を開催し、
東京外国語大学博士課程在学中のモハメド・オマル・アブディン氏と、
日本の障害学生支援団体の代表を務める殿岡翼氏のお二人からお話を伺いました。

詳細: http://bit.ly/1l0uYzO


(世界銀行東京事務所: 開裕香子)


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【4】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「足元から考える食糧安全保障」
執筆:春名聡子(International Food Policy Research Institute/ワシントンDC在住)
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「途上国における食糧安全保障(Food security)」に関する政策調査が、
私の日々の仕事です。食料安全保障は、個人レベルから始まる安全の
保障です。食は人間の成長と生活維持の基本。食と農業・食料セクターが
健全で安定的である事で、地域・国全体も健在に発展する事ができます。
(完全に主観ですが、日本の戦後の奇跡と呼ばれる高度経済成長は、
世界一の健康食とも称される日本食パワーに支えられていたのかもしれ
ません。)今後、世界人口の増加により食糧と食糧生産に必要な資源の
需要が急増する事と、気候変動による異常気象による食糧システムへの
ダメージ、のダブルパンチが、食糧を巡る紛争や貧困・飢餓を引き起こ
す事が懸念されています。`

開発の分野に携わっていると、このように、海を越えた大陸にある貧困
と将来的課題や、政策へのインパクトに意識が集中しがちです。その
一方で、自分達の暮らす街の状況や、個人の日々の生活における選択が、
開発に関わる私達の倫理観や価値観とそぐうものになっているか、常に
心に留めておく事、Think globally Act locallyが、とても大事だと
私は思っています。食糧安全保障の分野で例を挙げてみると・・

・普段食べているものの、途上国の食糧安全保障へのインパクト:
私は途上国農業における気候変動対策を仕事で担当していますが、実際、
先進国の農業セクターは全世界の温室効果ガスのうち相当量を排出し
続けています。大量に使用される化学肥料や畜産から出るガス、農業
機械に使われる化石燃料等が主な排出源です。そこから作られるものを
毎日食べているのが私達。忙しい毎日、便利さだけで選ばずに、未来と
海の向こうを考えて、食事や食材の選択をしたいな、と思います。

・ワシントンDCにある、食の貧困の問題:ワシントンDCは、貧富の差が
大きい事で有名。州毎のジニ係数比較では全米一の所得格差です。貧困層の
食生活はジャンクフードが定番メニューで栄養摂取のバランスがひどく、
肥満が深刻な健康問題です。DCの貧困地域の小学校で学校菜園のプロジェ
クトを運営する知人は、生フルーツを家の食卓で見た事も食べた事も
なかった(高いので親が買わない)子ども達が、菜園で育った苺を生ま
れて初めて口に入れて、目を輝かせていた、と話していました。貧困な
食生活はひいては地域社会や経済の健全な発展にも大きな影響があると
思いますが、私の職場はじめ開発機関が立ち並ぶ米国の首都に、食の貧困が
横たわっているのです。仕事のミッションが途上国開発とはいえ、地元の
人々の食改善と全くリンクがないのは、歯がゆい思いです。日本発の貧困
削減NGO、Table for twoによる先進国・途上国間のカロリーの差を縮める
取り組みのように、地元DCの中でも栄養バランスの差を縮める取り組みが
あります。都市で出る大量の食糧廃棄物を活用して貧困層に食を届ける
Food bank、低所得地域での地域菜園や学校菜園など。個人としても、こう
いった取り組みに少しでも力になれれば、と思っています。

(春名)


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  DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
       「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加え、
グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情 報を、
「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス (dev-info)」
として、電子メールにて2週間に1回を目途 に送付しています
(メルマガと同じです)。バックナンバー はこちらです。
http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/

本情報サービスの配信をご希望の方は、連絡担当(info@devforum.jp )
まで電子メールアドレスをご 連絡いただくか、上記ウェブ
サイトの「このグループに参加」をクリックしてご登録ください。

本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、上記連絡担当
まで相談いただければ幸いです。

また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の他、
より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する意見
交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォ ーラム・
メーリングリスト(devforum)」を運営しています。相互の信頼
関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する ため、本メー
リングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす るとともに、
発言者の了承がない限りメディア等での引用が されないよう
ご配慮いただきます。本メーリングリストへの 参加をご希望の
方は、次のウェブサイトに掲載している「devforum参加者の共通
理解」に目を通していただいた上で、上記連絡担当まで氏名・
所属・電子メールアドレス・問題関心をご連絡ください。
http://www.devforum.jp/mail/index.htm

dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動に
ついてご意見・ご示唆等ありましたら、お気軽に上記連絡担当
(info@devforum.jp)までお寄せいただければ幸いです。


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編集担当:小林隼人/荘所真理/杉原ひろみ/春木由美
発行:ワシントンDC開発フォーラム

DC開発フォーラムHP: http://www.devforum.jp/
facebookページ: http://on.fb.me/rtR9Le
ブログ: http://dcdevforum.blog.fc2.com/
twitterアカウント: @DC_dev_forum
2014/01/15 Wed
2014年1月7日発行

                         http://www.devforum.jp/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス

          -(dev-info)-

    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック:
「2014年度予算政府案閣議決定」「日本のOECD加盟50周年」他

【2】FASID:
(1)【締切間近】BOP/インクルーシブビジネス研修参加者募集中
(2) 第17回「国際開発研究大来賞」表彰式・記念講演会のご案内

【3】GRIPS開発フォーラム:
  任期付職員(専門職)募集のおしらせ(再掲載)

【4】 ワシントンDC開発フォーラム便り:
  「米国・ラテンアメリカの外交関係」
  執筆:表 将幸(ジョージタウン大学外交政策大学院/ワシントンDC)


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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
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└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください


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- 日本関連 -
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● 2014年度予算政府案が閣議決定されました。ODA関連予算のポイントは、外交力強化のために戦略的にODAを活用する観点から、(1)多国間のODAから、二国間のODAに重点化(無償資金協力、JICA 技術協力は、総額1.9%の増)、(2)ODA事業量の確保(一般会計ODA予算が減少する中、被支援国にとって重要なODA事業量見込みは、2014 年において、3%程度の増を確保)、(3)主要施策として、日本企業等の国際展開支援、領土保全対策の充実、危機管理体制の強化、大使館の新設等関連経費を措置。
http://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budget/fy2014/seifuan26/05-01.pdf

● ミクロネシアに対する2億円のノン・プロジェクト無償資金協力「途上国の要望を踏まえた工業用品等の供与」に関する交換公文の署名が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h25/131226_1.html

● モーリシャスに対する無償資金協力「気象レーダーシステム整備計画」(追加分)に関する交換公文の署名が行われました(贈与の限度額を11億5,000万円に変更)。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h25/131213_2.html

● 海外における日本語の普及促進に関する有識者懇談会が開催され、その概要が公開されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/p_pd/ca_opr/page24_000179.html

● 日本のOECD加盟50周年の節目の年に際し、日本が2014年の閣僚理事会において議長国を務めることが発表されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/oecd/page22_000823.html

● 都内で日本・サウジアラビア両国の青年有識者及び実務担当者を交えた「日本・サウジアラビア政策対話セミナー」が開催され、その概要と評価が公開されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/me_a/me2/sa/page23_000735.html

● 自治体とNGO/NPOの連携推進セミナー「国際協力を活用した地域の人材育成」が1月16日に開催されます。参加者を募集しています。
http://www.janic.org/event/_16ngonpo.php

● 外務省非常勤職員(旅券専門員、国際法調査員、経済協力専門員アジア・大洋州、経済協力専門員NGO支援分野、東南アジア対外関係調査研究専門員、ODAを活用した中小企業の海外展開支援に関する委託費経理要員)を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/kikan/index.html

● 外務省任期付職員(旅券総務業務の分野、国際法分野、物品調達・管理業務、EPA/FTA関連分野、在アンゴラ日本国大使館経済協力分野、経済協力分野南西アジア、宇宙政策分野、EPA/FTA交渉分野、在イラク大使館調理業務)を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/ninki/index.html


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- バイ・ドナー関連 -
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● 米国国際開発庁(USAID)の2013年度財務報告書が発表されています。
http://www.usaid.gov/results-and-data/progress-data/agency-financial-report

● USAIDは南スーダンで続いている内乱の被災者に対して約5千万ドルの追加支援を決定しました。この追加により、USAIDの南スーダンへの累計支援額(人道支援分野)は2013年度および2014年度合計で3億ドルに達しました。
http://www.usaid.gov/news-information/press-releases/jan-03-2014-additional-humanitarian-assistance-south-sudan

● 2013年12月、オーストラリアの外相ビショップ氏がソロモン諸島、ナウル共和国、バヌアツ共和国を訪問し、オーストラリアと太平洋諸国との関係強化に努めました。訪問中、ビショップ外相はオーストラリアが太平洋諸国に対して6千8万豪ドルの支援を約束しました。
http://aid.dfat.gov.au/LatestNews/Pages/foreign-minister-visits-solomon-islands-vanuatu-and-nauru.aspx

● DFIDは、災害緊急支援のために新設されたSTART基金に、今後3年で3000万ポンドを拠出すると発表しました。
https://www.gov.uk/government/news/greening-uk-boosts-boxing-day-funds-for-forgotten-crises

● AFDによる写真コンテストの結果が発表されています。
https://www.afd.fr/prix-photo-afd

● ドイツで、調査会社が大卒の若手社会人にアンケートをとったところ、ドイツ国際協力公社(GIZ)が人気就職先ランク10に入ったそうです。
http://www.giz.de/en/mediacenter/22598.html


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- 国際機関関連 -
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● ユニセフは、戦闘が続く中央アフリカ共和国で、子供に対する残虐さは前例のないレベルに達していると指摘し、悲惨な実態を訴えました。
http://www.unicef.org/media/media_71659.html

● 国連人道問題担当国連事務次長は、シリア国内、特にアレッポにおける戦闘が悪化し、多くの市民の命が危険にさらされていることに憂慮を表明しました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=46860&Cr=syria&Cr1=

● 南スーダンに展開する平和維持活動特別代表は、政府軍および反政府勢力が、新しい年を機に争いをやめるよう訴えました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=46861&Cr=South

● 世界銀行は、タンザニアにおける民間セクター競争力向上プロジェクトへの6000万ドルの追加融資を承認しました。プロジェクトは農地運営改革を重点的に支援し、ビジネス環境を強化し経済発展を促すことを目的としています。
http://www.worldbank.org/en/news/press-release/2013/12/27/tanzania-world-bank-supports-land-ownership-reform-better-access-financial-services

● アフリカ開発銀行はインフラプロジェクトに投資する2500万ドルの汎アフリカインフラ開発ファンドIIを承認しました。
http://www.afdb.org/en/news-and-events/article/afdb-approves-us-25-million-pan-african-infrastructure-development-fund-2-12706/


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- シンクタンク・NGO関連 -
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● 英シンクタンクODIは、食と農業、食糧価格の今後についての報告書を発表しました。途上国で肥満が急速に増えていると警告しています。
http://www.odi.org.uk/future-diets
http://www.theguardian.com/global-development/poverty-matters/2014/jan/03/weighty-problem-halt-obesity-developing-world

● LSEのウェブサイトで、ネルソン・マンデラ氏が2000年に行った講演、"Africa and Its Position in the World Today" が改めて公開されています。
http://www.lse.ac.uk/newsAndMedia/videoAndAudio/channels/publicLecturesAndEvents/player.aspx?id=2149

● 1月22日、東京にてシンポジウム「NGOとJICAの連携がもたらしたもの ~草の根技術協力事業10年の成果と学び~」が開催されます。
http://www.janic.org/event/_ngojica10.php

● 中央アフリカでは治安が悪化しており、現地で活動する国境なき医師団(MSF)の活動を大幅に縮小せざるをえなくなっています。
http://www.msf.or.jp/news/detail/pressrelease_974.html

● サーブ・ザ・チルドレンより報告書「The Right to Learn(学ぶ権利)~ポストMDGsにおける教育目標の課題は「教育の質と学習成果」~」が発表されています。
http://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=1360

● 内紛が続く南スーダンで危機にさらされている子ども達に対して、セーブ・ザ・チルドレンは12月、ナイロビうから支援物資を空輸しました。また、FTR(Family Tracing and Reunification: 家族と離れ離れになった子どもたちの家族を探し、再会させるための支援活動)も進めています。
http://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=1364

● OXFAM Japanでコミュニケーション・インターンを募集しています。
http://oxfam.jp/2013/12/post_571.html

● 昨年11月に、ジェトロ・アジア経済研究所、世界銀行、朝日新聞社の主催で行われた国際シンポジウム「成長と公正の両立を求めて ――新しいブラジルの経験を中心に――」の報告が発表さてています。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Event/Sympo/131118_01.html

● ジェトロ・アジア経済研究所によるレクチャー「アジア最後のフロンティア ミャンマーの実像――テインセイン政権の中間評価――」の動画が公開されています。
http://www.ide.go.jp/Japanese/Dogachannel/201311_kudo.html


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【2】FASID
(1)【締切間近】BOP/インクルーシブビジネス研修参加者募集中
(2) 第17回「国際開発研究大来賞」表彰式・記念講演会のご案内
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(1)【締切間近】BOP/インクルーシブビジネス研修参加者募集中

新興・途上国でのビジネスを検討しているがビジネスモデルがうまく
描けない、開発課題をビジネスを通じて解決したいが糸口がつかめな
い、というお悩みをお持ちの方に、最適な研修のご案内です。

本研修では、BOP/インクルーシブビジネスの第一線で活躍されている
ビジネススクール教授やJICA、BOPビジネス実践企業といった講師陣が、
事業性の担保と開発インパクト創出の観点からこれらの知見をご提供
します。

■本研修の3つの特色
その1: ビジネスモデル検討の際のポイントを体験しながら学ぶことができます。
その2: BOPビジネスに必須の異業種パートナーとのネットワークを作れます。
その3: 少人数なので第一線の講師陣にその場で疑問をぶつけ議論することができます。

■概要
日時: 2014年1月20日(月), 21日(火), 27日(月)の3日間
場所: FASIDセミナールーム(東京都港区麻布台)
対象者:
・新興国・途上国でのビジネスに関心がある一般企業(中小企業の方歓迎)
・BOPビジネスによる開発課題の解決に関心があるNGO/NPO、コンサルタント
定員25名程度

プログラム・講師、申し込み方法等の詳細は、下記をご参照下さい。
http://www.fasid.or.jp/training/2_index_detail.shtml


(2) 第17回「国際開発研究 大来賞」表彰式・記念講演会のご案内

FASIDでは国際開発分野の研究を奨励し促進するため「国際開発研究
大来賞」を設け、同分野の優れた書籍にお贈りしております。第17回
にあたる本年度は、二作品の同時受賞が決定いたしました。
この受賞を祝して、表彰式と著者による記念講演を執り行います。

【受賞作品】
■『障害と開発の実証分析-社会モデルの観点から』森壮也・山形辰
史著(勁草書房)
「障害」は、障害者と社会の関係の中で生じる。社会の側から障害者
に接近することの必要性を強調するのが「障害の社会モデル」である。
・・・
■『紛争と国家建設-戦後イラクの再建をめぐるポリティクス』山尾大著(明石書店)
莫大な資金と多数の人間が投入されたにもかかわらず、戦後イラクの
国家建設がうまく進展しなかったのは、なぜなのか。・・・

☆講演会では、手話通訳を準備いたします。
障害と開発という二つの領域や、イラクの再建にご関心をお持ちの方々、
幅広い分野の皆さま方にご出席賜りたくご案内致します。


【FASID国際開発研究 大来賞 表彰式・記念講演会 開催概要】
http://www.fasid.or.jp/activities/6_index_detail.shtml

【案内状】
http://www.fasid.or.jp/_files/activities/17thWeb_annai.pdf

【日 時】 2014年1月21日(火)
☆手話通訳あり
14:00~16:00 表彰式・記念講演会
16:00~17:00 懇談会

【講 演】
「介入・紛争・国家建設 -戦後イラクの再建をめぐるポリティクス」
   山尾 大 氏 (九州大学大学院比較社会文化研究院)

「障害と開発 -社会モデルを用いたフィールド研究」
  森 壮也 氏 ・ 山形 辰史 氏
   (日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所)

【会 場】千代田区立日比谷図書文化館4階 スタジオプラス(小ホー
ル)
東京都千代田区日比谷公園1番4号 Tel. 03-3502-3340
(地図)http://hibiyal.jp/hibiya/access.html

【参加費】無 料

【申込み】Eメールにて事務局(okita@fasid.or.jp)迄、お名前・ふりがな、
ご所属、電話番号を、本案内をどちらでご覧になったかを添えて早め
にお申込み下さい。

*会場定員60名、受付順(事務局から受付確認のメールをお送り致し
ます)

*会場はバリアフリー仕様です。手話通訳の必要な方、車いすをご利
用の方、盲導犬・聴導犬同伴の方は、お申込みの際にお知らせ下さい。

*本件はこれまで当財団内で開催して参りましたが、多くのご来場者を
迎えてより円滑に開催するため、外部会場にて行うことと致しました。

幅広い分野から、皆さま方のご出席をお待ちしております。

一般財団法人 国際開発機構(FASID)国際開発研究大来賞 事務局 (担当:服部)
e-mail:okita@fasid.or.jp
TEL:03-6809-1997  FAX:03-6809-1387


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【3】GRIPS開発フォーラム:
  任期付職員(専門職)募集のおしらせ(再掲載)
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●任期付職員(専門職)募集のお知らせ(再掲載)

今般、GRIPS開発フォーラムでは、任期付職員(専門職)を募集します。
詳細は下記をご覧ください。皆様の応募をお待ちしております。

募集内容はこちら↓
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf13/GDF_Koubo_2013.pdf

(GRIPS開発フォーラム・飯塚美恵子)
http://www.grips.ac.jp/forum/


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【4】ワシントンDC開発フォーラム便り
「米国・ラテンアメリカの外交関係」
執筆:表 将幸(ジョージタウン大学外交政策大学院/ワシントンDC)
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現在所属するジョージタウン外交政策大学院では、外交・安全保障ではなく国際開発を専攻しているのですが、今学期は2009年から2011年までオバマ政権で元米国務省・西半球局国務次官補(ラテンアメリカ外交の実質トップ)を務められたArturo Valenzuela氏によるラテンアメリカに対するアメリカ外交政策決定論のセミナーに参加し、アメリカの視点からラテンアメリカ外交政策について考える機会に恵まれました。

ご存じの通り、ラテンアメリカはその物理的な近さから、常にアメリカの影響を受けてきた地域です。ニカラグア内戦時の反政府勢力支援、パナマ運河目的のパナマのコロンビアからの独立支援、麻薬問題を巡ってのコロンビア、ペルー、ボリビアへの対応等、例を挙げだすと切りがありません。

その反動からか、ラテンアメリカでは21世紀より左派政権が多く誕生し、アメリカに異議を唱える国家が多くなってきました。アメリカとの緊張関係を増すブラジル・アルゼンチン、歴史的に経済制裁を受けてきたキューバ、反米路線を取るベネズエラ、ボリビア、エクアドル、ニカラグアなど様々です。

ボリビアを例に挙げると、2008年に米大使と米国麻薬取締局(Drug Enforcement Administration)、2012年に資本主義の象徴であるコカ・コーラが追放されました。そして、2013年5月にエボ・モラレス大統領が決定した米国際開発庁(USAID)の追放は、一次産品輸出による経済成長を差し置いても、南米の最貧国というボリビアの現状を考えると非常に残念な決断であったと思います。

一方で、長年ラテンアメリカにおける反米主義の先頭を担ってきたベネズエラのウゴ・チャベス大統領が2013年3月に他界しました。後任であるニコラス・マドゥロ現大統領は、基本的にチャベス氏の路線を引き継いでいるものの、チャベス氏ほどのカリスマ性はないと言われています。

今後ポスト・チャベスのラテンアメリカについてより一層の議論がなされることになると思いますが、ハイパーインフレによる経済危機の可能性もあるベネズエラの情勢も踏まえ、ラテンアメリカの対米関係が今後どのような方向に向かうのか、ワシントンDCより見守っていきたいと思います。

(表 将幸 ジョージタウン大学外交政策大学院/ワシントンDC)


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  DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
       「メーリングリスト(devforum)」
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議事録)をはじめとする活動情報に加 え、グローバルな開発戦略と日本の
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ワシントンDC開発フォーラムでは、DC在住で開発に興味を持つ若手プロフェッショナル、大学院生同士の意見交換・交流を深めるためのワークショップを開催しています。従来のBBL(ブラウンバッグランチ)が専門家を招いてランチの時間を利用して討議をするのに対し、ワークショップでは20代・30代を中心とした若手に平日の夜を利用して発表の場を提供し、自由活発に議論を交わし、そして何らかの行動に結び付けていくことが狙いです。参加希望・お問い合わせはdev.forum.workshop@gmail.comまで。

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