2012/12/26 Wed
2012年12月25日発行

                         http://www.devforum.jp/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス


          -(dev-info)-


    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック:
  「国連世界経済情勢および見通し報告」他

【2】 GRIPS開発フォーラム:
 (1)第3回モザンビーク出張報告掲載
 (2)任期付職員(専門職)募集のお知らせ

【3】 東京発~世界銀行からのお知らせ
    セミナー・イベントのご案内

【4】 ワシントンDC開発フォーラム便り:
「オバマ・ケアを応援したくなる!?」
執筆: 橘秀治(ワシントンDC在住)


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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください。


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   - 日本関連 -
┗━━━━━━━━━━━┛
● 日本は、アフガニスタンとの間で、10億6,400万円の一般プロジェクト無償資金協力「小児感染症予防計画」に関する交換公文の署名式を行いました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h24/121211_1.html

● 日本は、バングラデシュとの間、5億円の貧困削減戦略支援無償資金協力に関する書簡の交換を行いました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h24/121212_1.html

● 日本はコモロ連合との間で、2億7,000万円の無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の交換を行いました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h24/121216_1.html

● 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)を通じたパレスチナ難民に対する総額6億3千万円の無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h24/121212_2.html

● 平成25年度NGO研究会テーマを募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/25_theme_boshu.html

● 2013年度(平成25年度)JPO派遣候補者選考試験について主な変更点と留意点が公開されています。
http://www.mofa-irc.go.jp/dl-data/2013JPO_exam.pdf

● 外務省総合外交政策局国際平和協力室 「国際平和協力調査員」の募集が行われています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/hijyokin/kokusaiheiwa_121218.html

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 - バイ・ドナー関連 -
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● 米国国際開発庁(USAID)が、セネガルに対して初等教育の分野におけるパートナーシップを発表しました。
http://www.usaid.gov/news-information/press-releases/usaid-announces-new-primary-education-partnership-senegal

● 同じくUSAIDより2012年の締めくくりの動画YEAR END 2012がアップされています。
http://www.usaid.gov/news-information/videos/year-end-2012

● 同じくUSAIDより動画「Making All Voices Count: A Grand Challenge for Development」がアップされています。
http://www.usaid.gov/news-information/videos/making-all-voices-count-grand-challenge-development

● ジョージ・オズボーン英財務大臣は、財政運営に関する「秋の演説」で、来年度はGNIの0.7%を援助にあてると発表しました(2012年の英国援助は、GNI比で0.56%でした)。
http://www.hm-treasury.gov.uk/as2012_statement.htm
http://www.devinit.org/wp-content/uploads/2012-Autumn-Statement-UK-aid-briefing_2012-12-07-1.pdf

● 英国の援助インパクト独立評価委員会(ICAI)は、EUの援助についての報告書を発表しました。
http://icai.independent.gov.uk/wp-content/uploads/2012/12/ICAI-EU-report-061212-FINAL.pdf
http://www.bond.org.uk/news.php/279/ngos-welcome-new-eu-aid-report-by-icai

● カナダ国際開発庁(CIDA)は農業開発国際基金(IFAD)への出資を倍増しました。
http://www.acdi-cida.gc.ca/acdi-cida/ACDI-CIDA.nsf/eng/NAD-99111854-KYD


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  - 国際機関関連 -
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● モロッコにおいて第4回シリア・フレンズ会合が開催され、日本を含む130カ国以上の国、シリア反体制派、国際機関、地域機関、NGOの代表が参加しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/syria/friends_kaigo/2012_12/gaiyo.html

● 核の安全に関する閣僚会議が福島の郡山で開催されました。また会議の合間に、国際原子力機関(IAEA)と福島県行政当局との間で協力覚書が署名され、IAEA対応支援ネットワーク能力構築センターの設置が決まりました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=43786&Cr=IAEA&Cr1=

● 世界保健機関(WHO)は「World malaria report 2012(世界マラリア報告2012年)」を発表し、その中で2004年から2009年まで伸び続けた対策基金への拠出金額の増加率が2010年-2012年には緩慢になり、これまでの成果が損なわれるおそれがあると警告しています。http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2012/malaria_20121217/en/index.html

● 国連経済社会局は、世界経済情勢および見通し報告「World Economic Situation and Prospects 2013」を発表しました。その中で、2012年世界の経済成長は大きく減速し、今後数年間その傾向が続く見通しであるとして、成長を刺激し雇用危機に対処するために、政策の転換を図るよう求めています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=43803&Cr=economy&Cr1=

● 世界銀行は「International Debt Statistics 2013」を発表しました。
http://www.worldbank.org/en/news/2012/12/20/world-bank-releases-international-debt-statistics

● 世界銀行は「East Asia and Pacific Economic Update」 を発表し、日本を除く東アジア地域の経済成長率について、今年は中国の景気減速の影響で去年より低い7.5%にとどまるものの、来年は7.9%に回復するという見通しを示しました。
http://www.worldbank.org/en/news/2012/12/19/east-asia-pacific-remains-bright-spot-difficult-global-landscape

● 米州開発銀行(IDB)は「Latin American Trade Trend Estimates 2012」を発表し、世界の経済停滞の影響を受けラテンアメリカ輸出成長は2012年に1.5%へ鈍化したことについて議論しています。
http://www.iadb.org/en/news/news-releases/2012-12-17/latin-american-export-slowdown,10267.htmlhttp://www.iadb.org/en/news/news-releases/2012-12-17/latin-american-export-slowdown,10267.html

● 国連薬物犯罪事務所(UNODC)は人身売買に関する世界報告「Global Report on Trafficking in Persons」を発表。報告によれば、2007年から2010年にかけて、世界各地で人身売買され公式に確認された人々のうち、子どもが約27%を占めています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=43750&Cr=trafficking&Cr1=

● 国連と人道支援活動パートナーはシリア紛争の被害を被っている一般市民を支援するため、15億円が必要であると訴えました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=43806&Cr=Syria&Cr1=


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- シンクタンク・NGO関連 -
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● 米国シンクタンクCenter for Global Development (CGD) のGlobal Health Policyブログに記事「Global Health in 2012: A Year in Links」が掲載されています。
http://blogs.cgdev.org/globalhealth/2012/12/global-health-in-2012-a-year-in-links.php

● 同じくCGDのブログに記事「What’s Hot & What’s Not for 2013」が掲載されています。
http://blogs.cgdev.org/globaldevelopment/2012/12/whats-hot-whats-not-for-2013.php

● 英国シンクタンクOverseas Development Institute (ODI)が国連等他パートナーとともに、よりよい世界のためには何が必要なのか、グローバル・サーベイ「My World」を立ち上げました。
http://www.myworld2015.org/index.html

● 同じくODIのブログに記事「The Doha Gateway: what just happened?」が掲載されています。
http://www.odi.org.uk/opinion/7040-international-climate-change-policy-doha-cop18

● 同じくODIよりブリーフィングペーパー「Private sector investment in water management: company forms and partnership models for inclusive development」が発刊されています。
http://www.odi.org.uk/publications/7118-private-sector-investment-water-management-partnership-models-inclusive-development

● サセックス大学IDSは、ポストMDGとリサーチについての動画を公開しました。
http://www.ids.ac.uk/news/how-should-research-be-shaping-development-beyond-2015

● 1月24日東京にて、国際協力NGOセンター(JANIC)により「NGO就職ガイダンス~NGOで働きたい人へ~」が開催されます。
http://www.janic.org/event/0124ngongo.php

● 同じくJANICが、シンポジウム等でのNGOと企業の連携事例を募集しています。
http://www.janic.org/news/ngo_28.php


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【2】GRIPS開発フォーラム:
 (1)第3回モザンビーク出張報告掲載
 (2)任期付職員(専門職)募集のお知らせ
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(1)第3回モザンビーク出張報告

(2012年12月)GRIPS開発フォーラムは、西日本高速道路(株)
(NEXCO西日本)からの委託研究として、モザンビーク国における
道路関係機関組織構築支援調査に取り組んでおり、2012年11月
4日~10日に第3回の現地調査を実施しました(NEXCO西日本(株)
松山裕幸調査役、GRIPS開発フォーラム大野健一、大野泉、上江洲
佐代子)。昨年度に引き続き、道路行政機関へのヒアリングを行った
他、特に今後の課題の一つとなるローカルコントラクター育成に焦点
を当て、外資・地場企業、行政、ドナーとも意見交換を行いました。
また今般は、モザンビークの投資促進機関であるCPIとの連携により、
外資と地場企業とのリンケージ構築と東アジアの経験の共有を目的
としたセミナーを首都マプトで開催し、モザンビークの官民の参加者と
の活発な意見交換を行いました。出張報告をぜひご覧ください。

第3回モザンビーク出張報告書
http://www.grips.ac.jp/forum/pdf12/Mozambique/BTOR_20121119_web.pdf

その他、セミナーのプレゼン資料等は以下からご覧ください。
http://www.grips.ac.jp/forum/

(2)任期付職員(専門職)募集のお知らせ

今般、GRIPS開発フォーラムでは、任期付職員(専門職)を募集します。
詳細は下記のURLをご覧ください。皆様の応募をお待ちしています。

http://www.grips.ac.jp/forum/pdf12/GDF_koubo_2012.pdf

GRIPS開発フォーラム
飯塚美恵子
http://www.grips.ac.jp/forum/


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【3】東京発~世界銀行からのお知らせ

セミナー・イベントのご案内
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セミナー・イベントのご案内

■ ZHNJメンバー活動紹介vol.2
「アフリカ農業開発の今~(社)国際農林業協働協会(JAICAF)の調査活動から~」
FAO日本事務所、世界銀行東京事務所 共催 コーヒーアワー

日時: 2013年1月10日(木)午後6時30分から午後8時
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
  http://bit.ly/e348Bt02
内容: JAICAFが手がける数多くの調査活動のなかから、
「コートジボワールにおける食料安全保障と
小規模農業生産者の役割~JICA受託調査から~」
および「ウガンダにおける稲作振興の取り組み」を
ご紹介いただきます。
言語: 日本語
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/UhzJvw


■ 「アジア太平洋地域の新たな時代を担うリーダー達が抱負を語る!」
世界銀行東京事務所、障害分野NGO連絡会(JANNET)、日本財団共催
コーヒーアワー「障害と開発」シリーズ 第37回

日時: 2013年1月16日(水)午後6時30分から午後8時
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
  http://bit.ly/e348Bt02
内容: 日本障害フォーラム幹事会議長の藤井克徳さんをお迎えし、
国連ESCAP(アジア経済社会委員会)のハイレベル政府間会合
の様子や採択されたインチョン戦略についてお話いただきます。
また、世界盲人連合総会期間中のアジア太平洋地域協議会で
同協議会会長に選出された田畑美智子さんからは、
モンゴルやラオスでの障害と開発での活動等についてお聞きします。
言語: 日本語
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/TFOqWQ


■ 「2013年 東アジア大洋州地域 災害リスク管理(DRM)遠隔セミナーシリーズ
セッション1:コミュニティ防災(CBDRM):教訓と今後の課題」

日時: 2013年1月17日(火)午後4時から午後7時
場所: 世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://bit.ly/SenHhu
内容: 本セッションでは、革新的なCBDRMの実施及び手法
(モニタリングと評価、リスク分析、資金調達等)
に焦点を当て、ベトナム、フィリピン及び
インドネシアの災害リスク削減の例から、
CBDRMの実施やコミュニティとの
連携のための教訓、また、その教訓を
他国へ拡大していくために可能なアプローチについて議論します。
言語: 英語のみ
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/TcqURD


(世界銀行東京事務所: 開裕香子)


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【4】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「オバマ・ケアを応援したくなる!?」
執筆: 橘秀治(ワシントンDC在住)
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2012年も終わろうとしておりますが、皆さんにとって今年はどのような年でしたでしょうか?今年の10大ニュースなどが話題になっている頃かもしれませんね。私にとっての10大ニュースは…と考えてみたのですが、息子が泳げるようになったとか家族のことが中心になりますね。

話は少し変わりますが、私の同僚で中南米地域から移住してきたスタッフがいます。その同僚の家族(義母)が足の骨を折る怪我をされました。でも、医療保険に加入していないため、応急処置まではしてくれたものの必要な治療を受けられないという事態が発生しました。病院側も医療保険に入っておらず、治療費の支払いができない方にはお帰り頂くというのが実態のようです。

この国の医療費は非常に高い。私もこの国では医療保険には加入しておらず、今年自分を含め家族の医療費に支払った金額は軽く1万ドルを超えました。何とか支払えたからよかったですが、支払えなければ同じく「お帰り下さい」という対応を受けていたのでしょうね。病院によっては当日に診療費を支払うと15%割引になるといったケースもあり、まさにビジネスといった感じです。世界一豊かな国の1つである米国ですが何かがおかしいですね。

話は戻りますが、結局、同僚の義母は1~2週間後にNGOの支援を受けて何とか必要な手術を当地で受けることができたようです。ただ、その後の治療に必要な費用が負担できないことから、結局母国に帰国されることになりました。

格差、雇用、医療制度、移民など色々なことを改めて考えさせられる出来事でした。”Shared Prosperity”は先進国においても重要な課題ですね。


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  DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
       「メーリングリスト(devforum)」
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ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報 (案内・レジュメ・
議事録)をはじめとする活動情報に加 え、グローバルな開発戦略と日本の
関わりに関する主要な情 報を、「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス
(dev-info)」として、電子メールにて2週間に1回を目途 に送付しています
(メルマガと同じです)。バックナンバー はこちらです。
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また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の 他、より広くグロー
バルな開発戦略と日本の関わりに関する 意見交換や情報交換を行うために、
「ワシントンDC開発フォーラム・メーリングリスト(devforum)」を運営しています。
相互の信頼関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する ため、本メー
リングリスト参加者は氏名・所属を明らかにするとともに、発言者の了承がない
限りメディア等での引用が されないようご配慮いただきます。本メーリングリストへ
の 参加をご希望の方は、次のウェブサイトに掲載している 「devforum参加者の
共通理解」に目を通していただいた上で、上記連絡担当まで氏名・所属・電子
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dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動につ いてご意見・ご示唆
等ありましたら、お気軽に上記連絡担当 (info@devforum.jp)までお寄せいただ
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編集担当:小林隼人/荘所真理/春木由美/杉原ひろみ
発行:ワシントンDC開発フォーラム

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2012/12/19 Wed
DC開発フォーラム 第16回ワークショップ「テクノロジーをラストマイルに届ける ~コペルニクの挑戦」議事録

【プレゼンター略歴】
中村俊裕さん:コペルニク共同創設者・CEO。国際開発援助で10年以上の幅広い経験をもつ。国連時代は、主に東ティモール、インドネシア、シエラレオネ、アメリカ、スイスを拠点とし、国連開発計画で働く。ガバナンス改革、平和構築、自然災害後の復興(スマトラ沖地震など)、国連改革などに従事。シエラレオネでは、「開かれた政府」プロジェクトを発案し、立ち上げ、大統領や主要大臣のアカウンタビリティーを強化した。経営コンサルティング会社で働いた経験も持つ。京都大学法学部卒業。英国ロンドン経済政治学院で比較政治学修士号取得。大阪大学大学院国際公共政策研究科招へい准教授。2012年、世界経済会議(ダボス会議)のヤング・グローバル・リーダーに選出された。


コペルニクのプロジェクトのおおまかな流れ:
• テクノロジー・製品をまずウェブサイトにのせる(6つの分野)
o エネルギーと環境
o 水・衛生
o 教育
o ICT・モバイル
o 農業
o 保健

• 途上国で活動しているパートナー団体が、どのテクノロジーが必要かリストから選ぶ
o 各団体が提案書を提出
o クラウドファンディングで個人が資金提供することもあれば、企業が資金提供することも。
o ユーザーはお金を払う:活動費を回収したあとのお金はコペルニクに戻り、それを次のプロジェクトの元手とする

• 別の方法としてテクノロジーフェアも開催
o 15~20、その地域で使えそうな製品を選んで持っていく
o 300~500人の前で製品を説明する
o 優先順位をつけてもらい、人気の高いものを届ける

• ラストマイルに届ける方法
o 現地団体の人がエージェント(販売代理店)となる
o まず本人が買って使ってみる
o エージェントは売るごとに手数料がもらえる

• インドネシア、インド、ケニア等で活動。東北にも、ライト2200個、補聴器50個(太陽光で充電できる)等を届けた

• インパクト(開発効果)の評価
o テクノロジー・製品の導入前と後での変化をはかる
o ソーラーランタンによって、灯油に使ったお金が14ドルから1ドル以下へ。それに加え、内職をする家庭の数が増えた
o そもそも製品についても採点してもらい、具体的な改善案も聞く
o すぐに壊れて大不評だった製品も。
o 全てのフィードバックをウェブサイトで公開している
o インパクト評価を最初は欧米大学院の学生を「フェロー」として現地に送り込み行っていた
o フロントラインSMSを使うと携帯ベースで回答が集められるので、今後はそれでコスト削減およびユーザーとの直接対話を図る

• シードコンテスト
o 日本の企業の人からコンテストでアイディアを募集
o 現地の農家に住んでもらって、課題を探してもらう
o 今はコペルニクからは独立した団体として行われている

• ナインシグマと共同で海水の淡水化、煙の出ないコンロを募集

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【質疑応答】

• 質問:SMSでのアンケートで言語などの問題はないのか?
o レスポンスレートは50%くらいで悪くない
o ただ、方言等は難しい
o 聞く質問を、その人達に有用にできるかがポイント
o 160字以内でコペルニクの紹介、質問、選択肢を詰め込むのは難しい

• 質問:今後の経営課題は?
o 途上国向けテクノロジー分野での課題の一番はDistribution。製品よりも、いかに届けるかが重要で、コペルニクは引き続きここにフォーカス
o コンテストをしても、商品化は100個に1個あるかないかかもしれない。あまりリソースは避けない
o インパクトをいかに測るかも課題
o あとは、コペルニクのネットワークを使ってできることを企業相手のビジネスとし、事業を安定させる
• 質問:日本のメーカーの可能性は?
o インドネシアなら日本の3分の1のコストで製造できる。日本のコストでは高すぎて売れない。デザインが日本でも製造は途上国でしないと。他に選択肢はないのでは。

• 質問:企業が採算をとれるところは最貧層ではない。市場メカニズムが使えないラストマイルにはどうやって届けるのか?
o だからこそラストマイルに焦点を置いている。
o 情報だけではなく、輸送費を重ねると高くなって買えない
o Money saving, makingの商品なら金融商品を重ねて可能性があるが、水などの付加価値商品は難しい。なのでNon profitでやっている
o ただ、最初30%補助金を出してたものが評判が良くて、2年かけて値段が上がった例もある。その例ではコペルニクはひいて、現地の女性が直接サプライヤーとやり取りしている。

• 質問:どれくらいの人数でまわしているのか?儲かっているのか?
o フルタイム15人。みんなローカルサラリー
o 今3年目。収入は1年目から2年目が2倍。2年目から3年目が30%増。
o 収入は現在はほとんど寄付。企業からの寄付が70~80%
o プロジェクト1つ80万円くらいで何千人かにリーチできる規模。あまりお金は要らない
o 出るお金は人件費、移動費、事務所の家賃、ウェブサイト、弁護士等

• 質問:プロジェクトにかかる時間は?
o プロジェクトによって全然違う。寄付がどれくらい早く集まるかによる
o 一番早かったのは津波の被災者支援。一番遅いのは2年たってもまだ始まらない

• 質問:それぞれのコミュニティのサイズは?
o 80~100万円で500世帯くらいにリーチする

• 質問:世界銀行などの国際機関と、従来とは違う協働の方法はないのか?
o 政府機関以外の資金源を目指してきた。ただ、今後は可能性があると思う。
o インドネシアのPNPM(政府プロジェクト)が国中に入っているので、それを通じて届けられないか考えている

• 質問:地方自治体との関係は?
o 現地のパートナーが近い関係を築いている

• 顧客からのホットラインは?
o 基本は現地団体を通じて不満等を把握。
o しかし、現地のパートナーがエンドユーザーに遠いこともざらにある
o だからSMS等で直接聞ける仕組みを作るようにしている

• 現地のテクノロジーは使わないのか?
o 現地でいいものがあるかどうかは毎回探している
o 調理用ストーブは悩ましい。モノによっては比較的簡単に粘土で作れる。ただ、燃焼効率や耐性の試験はラボなどで行う必要がある。
o MITのD-Labがテクノロジー評価をはじめたので、連携をしてくれることにはなったが、時間もかかるので全てには適用できない

• 値段はどうやって決めるのか?
o 現地パートナーが決める。最貧層が排除されない価格で。
o 同じ地域でも段階をつけている場合がある。

• クラウドファンディング(個人からの寄付)の概要
o 個人からの寄付の成長率は企業よりも小さいので割合としては低くなってきている。企業の方が資金規模は大きいし早い。
o 個人の規模は20~25ドル。日本人は10ドルくらい。

• テクノロジーを使い終わったあとの廃棄は?
o リサイクルは今はっきりとした答えがない。

• 寄付先へアウトプットの報告をどのように行っているのか
o 動画が効果的

• 国全体にどうすればヘルス・イノベーションで広げられるか。公的資金に頼ることなく。
o 地域を細かく切って、それぞれをうまく使う。一個一個管理するのは大変だから、管理はまとめてやるが。
o 薬を配るのと、ソーラーライトは違う。クリニック等にどうインセンティブをつけるかは難しい

• インドネシアのPNPMのような大規模なプロジェクトをどうすれば10カ国、20カ国の規模に広げていけるか?
o PNPMプロジェクトでは、Small grant(小さな額の補助金)で、ボトムアップで小さなプロジェクトをやる。でもまずは資金が必要。そういうことを10カ国への規模へどうスケールアップできるか?いかに個人を巻き込むかが肝要かもしれない。アメリカの寄付市場は75%が個人。Kivaのように個人に利益を返すことも考えてはいる。返ってくることで、参加感が生まれる。

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ワークショップ後はネットワーキング等々を目的とした懇親会が行われました。
会場参加者は約20人、Ustream閲覧者は約15人でした。ご来場、閲覧して下さった皆様、誠にありがとうございました。今後もよろしくお願い致します。
2012/12/19 Wed
第15回ワークショップ「ソーシャル・イノベーションへのビジネスセクターの関与」議事録
プレゼンター略歴
新谷大輔(しんたにだいすけ)さん
(株)三井物産戦略研究所研究員。2010年4月よりシンガポール駐在。主に東南アジアのマクロ経済、産業調査など行うと同時に、CSRや社会起業黎明期の2000年以前から研究を開始。企業とNGOの連携、企業内CSR戦略構築、社会起業家支援などに取り組む。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科兼任講師、NPO法人ACE理事など。著書に、『アジアのCSRと日本のCSR~持続可能な成長のために何をすべきか』http://bit.ly/BFPq9、『会社員のためのCSR入門』http://bit.ly/aXSQyN、『次世代CSRとESD~企業のためのサステナビリティ教育』 http://amzn.to/fNpDYa(いずれも共著)などがある。
≪LinkedIn≫ http://www.linkedin.com/in/daisukeshintani 
≪Facebook≫ http://www.facebook.com/das720 
≪Twitter≫ http://twitter.com/das720


• ソーシャル・イノベーションとは
o 社会や制度進化が連続して起こる
o アイディアと価値を交換する(政府、民間、非営利の3セクター間)
o 3つのセクター間の役割や関係性を変化させる:既存セクターの境界線を壊すことがカギ!
o より効率的、効果的、そして利益性は低くても、少なくとも持続的に人々のニーズを満たす新たなビジネスモデルを創造する
o 「社会」の意味する範囲は極めて広いことに注意
• CSRにおける最も重要なキーワードは「統合(Integration)」。社会・環境側面を本業事業に統合していくことが重要となる。Integrating Business and Society =CSV(Creating Shared Value)
o Nikeのケース:最初はNGOと対立したが、問題に気づくことによって本業における労働環境等の改善につながる
o 別のケースでは、既存民間セクターによる社会的企業の買収も起こり始めた。
• mPOWERPAD(http://thirdwavepower.com/?page_id=91):シンガポール発のソーラーバッテリー。多機能(ライト、超音波による虫除、ラジオ、USBで充電等)だが、価格は1万円くらいとソーラーランタンより圧倒的に高い。どう普及させるか、検討課題。

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質疑応答
• 質問1:ソーシャルイノベーションの定義づけがすごく難しいと思うが、ソーシャルウォッシュを防ぐためにどんな定義づけが適切なのか。(注釈:ウォッシュとは、洗い流すということ。例えば表面的に聞こえのいい広告で環境保護を謳うが実際には環境汚染も行っているケースはグリーンウォッシュ。Blue washは国連。「国連とやってるから何でもいい」と宣伝できる)
• 新谷:民間企業の視点では、ソーシャルウォッシュは仕方ない部分もある。企業がすべてをできるわけではない。あるキャンペーンが限定的な視野に見えても、企業の取り組み全体を見ると、広くやっている場合もある。
• 質問2:各セクターを繋ぐプレイヤーはいるのか。国際機関の位置づけは?
• 新谷:ひとつには、NGOの中でも民間企業出身者が個人として活動している。さらに社会起業家も増えている。国際機関も民間連携室も持ったり。日本で言えば、仲介型NPOがマッチングする場合もある。
• 質問3:かつてODAのタイド(ひもつき援助)がなくなったとき、民間企業がさっとひいて大変だった。サハリンプロジェクトのときは、シェルとエクソンモービルが一気にお金を出して学校等立てた(ODAよりずっと速く、大きい規模で)。カーボンファイナンスでは今お金が一気にひいている。民間は追い風のときは凄いが、ひくのも早い。どう付き合えばいいのか。
• 新谷:排出権取引に企業が殺到したのは、お金儲けの可能性を見たから。今ひいていってるのは、市場性がなくなった可能性が高い。排出権取引は一般人には分かりにくかったのもある。持続的なソーシャルイノベーションになるには、一般人にも分かる言葉で理解される必要があるのではないか。
• 質問4:上場企業がCSRを株主に説明するときに、最終的に社会的なリターンを強調するのか、財務的リターンを強調するのかどちらか。
• 新谷:最近株主の意識も変わってきて、お金だけの株主は減ってきている。つぶれるような企業になるよりは、持続する会社の方がいい。CSRはブランド価値につながる。



会場参加者は約20人、Ustream閲覧者は約30人でした。ご来場、閲覧して下さった皆様、誠にありがとうございました。今後もよろしくお願い致します。
2012/12/13 Thu
2012年12月11日発行

                         http://www.devforum.jp/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス


          -(dev-info)-


    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 ワシントンDC開発フォーラム新着情報チェック:
  「世界エイズの日」
  「第18回国連気候変動枠組み条約締約国会議」他

【2】ワシントンDC開発フォーラム:
  第16回ワークショップ開催(12月11日)
「テクノロジーをラストマイルに届ける ~コペルニクの挑戦」

【3】IDDP(英国開発学勉強会):
  IDDP第3回勉強会のご案内
「法整備の現場から」

【4】 一般財団法人 国際開発機構(FASID):
2012年度 (2013年度支給開始)
FASID奨学金プログラム 奨学生募集のご案内

【5】 東京発~世界銀行からのお知らせ:
  (1) セミナー・イベントのご案内
  (2) 最近の活動から

【6】 ワシントンDC開発フォーラム便り:
「インドの伝統衣装」
執筆: 利根川佳子(DC開発フォーラム教育ネットワーク(Good Education For All)フォーカルポイント/東京)


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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください。


┏━━━━━━━━━━━┓
- 日本関連 -
┗━━━━━━━━━━━┛

● 環境省は2011年度国内温暖化ガス排出量(速報値)が13億700万トンとなり、10年度より3.9%増えたと発表しました。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0502E_V01C12A2PP8000/

● 日本NGO連携無償資金協力(平成24年度 地域・国名別)が公開されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/ngo_m24_ck.html

● 日本政府は、より魅力ある手法として円借款を活用する観点から、償還期間15年(うち据置期間5年)及び20年(うち据置期間6年)の期間短縮化オプション適用案件について、平成25年1月以降借入国(適用対象国は,中進国及び中進国を超える所得水準の開発途上国を除くODA対象国)から要望がある場合には米ドルを適用通貨とする外貨返済型円借款を導入すると発表しました。
http://www.jica.go.jp/press/2012/20121130_01.html

● 政府は、モーリタニア・イスラム共和国との間で4億9,000万円の無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換を行いました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h24/121203_1.html

● 政府は、国連世界食糧計画(WFP)との間で、ソマリア等9か国に対するWFPを通じた食糧援助として、総額29億1千万円の無償資金協力に関する書簡の交換を行いました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h24/121204_1.html

● 政府は、エチオピア連邦民主共和国との間で、2件(第四次幹線道路改修計画、南部諸民族州小中学校建設計画)の無償資金協力に関する書簡の交換を行いました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h24/121205_1.html
それに関して、政策評価法に基づく事前評価書が公開されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/hyouka/2012_jizen/ethiopia01.html

● 政府は、ベナンとの間でコミュニティ開発支援無償資金協力「第五次小学校建設計画」及び無償資金協力「食糧援助」(総額16億1,700万円)の書簡の交換を行いました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h24/121205_2.html
それに関して、政策評価法に基づく事前評価書が公開されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/hyouka/2012_jizen/benin01.html

● 日本・ハイチ首脳会談が行われました。また、ハイチに対する無償資金協力(食糧援助、供与額5億4000万円)に関する交換公文の署名も行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_noda/1211_haiti.html

● 外務省非常勤職員(政策企画調査員、海外広報事業管理専門員、外交史料館、東南アジア対外関係調査研究専門員、国際法調査員)、国際情報統括官組織専門分析員(朝鮮半島情勢)、経済協力調整員(在エチオピア大使館)、任期付き外務省職員(在イラク大使館、アフガニスタン経済協力分野、宇宙政策分野)を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/kikan/index.html
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/ninki/index.html

┏━━━━━━━━━━━┓
- バイ・ドナー関連 -
┗━━━━━━━━━━━┛

● 12月10日の「国際人権デー」を前に、米国国際開発庁(USAID)は、gender violenceに対抗する国際コミュニティに参加していました。
http://www.usaid.gov/16-days

● 英国国際開発省(DFID)は、女性と女児に対する暴力を防ぐためのイニシアティブを立ち上げました。
http://www.dfid.gov.uk/news/latest-news/2012/helping-millions-of-women-and-girls-access-better-justice-and-support-against-violence/

● 同じくDFIDは、子供向けのワクチン接種を目的としたGAVIアライアンスとボーダーフォンのパートナーシップに対する150万ドルの支援を発表しました。
http://www.dfid.gov.uk/News/Latest-news/2012/saving-lives-in-africa-through-vaccinations/

● 12月1日は「世界エイズの日」でした。DFIDではHIV/AIDSに対する取り組みを紹介しています。
http://www.dfid.gov.uk/Stories/Features/2012/World-AIDS-Day-2012/

● DFIDが、国際開発のドナーに対して、援助の透明性をさらに確保することを呼びかけました。
http://www.dfid.gov.uk/News/Latest-news/2012/Open-Up-Bringing-technology-innovation-and-open-government-together/

● フィリピンを襲った台風による被害に対して、カナダ政府は人道支援を約束しました。
http://www.acdi-cida.gc.ca/acdi-cida/ACDI-CIDA.nsf/eng/NAT-12614222-QC2

● 世界エイズの日にちなみ、カナダ国際開発庁(CIDA)がHIV/AIDSに対する取り組みを紹介しています。
http://www.acdi-cida.gc.ca/acdi-cida/ACDI-CIDA.nsf/eng/NAT-113014583-REU

● 欧州連合(EU)は、12月10日、ノーベル平和賞を受賞しました。平和と和解、民主主義と人権の希求が受賞理由です。
ファンロンパウ欧州理事会常任議長(大統領)は、受賞演説で「暴力の連鎖を断つことは可能だ。欧州は希望だ」と述べました。
http://europa.eu/about-eu/basic-information/eu-nobel/index_en.htm


┏━━━━━━━━━━━┓
- 国際機関関連 -
┗━━━━━━━━━━━┛

● カタールで第18回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP18)が開催され、閣僚級会合では2020年以降の温暖化対策の新たな枠組みについて、話し合いが行われました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=43671&Cr=climate+change&Cr1=

● アフリカ開発銀行は報告書「Getting Africa Ready for the Green Climate Fund」を発表し、その中に、グリーン気候ファンドから利益を得るためのアフリカ諸国への提案を盛りこんでいます。
http://www.afdb.org/en/news-and-events/article/new-afdb-report-offers-concrete-proposals-for-african-countries-to-benefit-from-the-gcf-10091/

● 国連環境計画(UNEP)は「Policy Implications of Warming Permafrost」を発表し、永久凍土層の加温が政策に及ぼす影響について述べています。
http://www.unep.org/newscentre/default.aspx?DocumentID=2698&ArticleID=9338

● 世界銀行からアラブ諸国の気候変動に関するレポート「Adaptation to a Changing Climate in the Arab Countries」を発表し、その中で、気候変動に対する行動が急務であると述べています。
http://www.worldbank.org/en/news/2012/12/05/urgent-action-needed-climate-change-arab-world

● イギリスで第48回経済協力開発機構開発援助委員会(OECD・DAC)ハイレベル会合が開催され、(1)ポスト2015年開発目標(ポストMDGs)に対するDACとしての貢献、(2)効果的な開発協力のためのグローバル・パートナーシップ、(3)2015年以降の開発に関連する資金の補足について意見交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/doukou/dac/2012hlm_g.html
http://www.oecd.org/newsroom/ministerspledgetofinanceeffectivedevelopment.htm

● 国連食糧農業機関(FAO)は、報告書「The State of Food and Agriculture 2012 (SOFA)」を発表し、農業への投資は環境を守りながら飢餓と貧困を緩和するために最も有効な方法であるとし、拡大を呼びかけています。
http://www.fao.org/news/story/en/item/165816/icode/

● 国際通貨基金(IMF)は、CPIF(Coordinated Portfolio Investment Survey)世界の対外証券投資の2011年データを公開しました。
http://www.imf.org/external/np/sec/pr/2012/pr12473.htm

● 国際労働機関(ILO)は、「Global Wage Report 2012/13: Wages and Equitable Growth」を発表し、地域の賃金トレンドと、経済危機による影響、政策提言について論じています。
http://www.ilo.org/global/research/global-reports/global-wage-report/2012/lang--en/index.htm

┏━━━━━━━━━━━┓
- シンクタンク・NGO関連 -
┗━━━━━━━━━━━┛

● 国協力NGOセンター(JANIC)による講座「国際協力×NGO×自分~役立つ!最新トレンドとスキル」の募集が行われています。
http://www.janic.org/event/janilabo.php

● NGO-労働組合国際協働フォーラムとHIV/エイズ等感染症グループ主催で世界エイズデーシンポジウムが開催されます。参加募集中です。
http://www.janic.org/news/1221ngo-.php

● 米国シンクタンクCenter for Global Development (CGD)の研究員David Roodman氏がCGDブログに記事「The Bicycle Tire Theory of Microcredit Market Stability」を掲載しています。
http://blogs.cgdev.org/open_book/2012/12/the-bicycle-tire-theory-of-microcredit-market-stability.php

● 同じくCGDのロドマン氏によるブログ記事「Grameen Bank Is Hiring!」です。
http://blogs.cgdev.org/open_book/2012/11/grameen-bank-is-hiring.php

● 英国シンクタンクOverseas Development Institute (ODI)からブリーフィングペーパーClimate finance for the Middle East and North Africa: confronting the challenges of climate changeが発刊されています。
http://www.odi.org.uk/publications/6962-climate-finance-middle-east-north-africa-confronting-challenges-climate-change

● 同じくODIのブログに記事、The EU budget: it is not the volume that matters most, but where it goes and whyが掲載されています。
http://www.odi.org.uk/opinion/6953-european-union-eu-budget-common-agricultural-policy-cap-trade

● 同じくODIのウェブサイトにて、インフォグラフィック「Ten things to know about climate finance in 2012」が掲載されています。
http://www.odi.org.uk/publications/6975-ten-things-know-about-climate-finance-2012

● 12月4~8日、ダカールで第6回アフリカ都市サミットが開催されました。政府関係者や援助機関、NGOから5000人近くが参加し、都市化やグローバリゼーションについての話し合いが行われました。
http://www.africites.org/an


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【2】ワシントンDC開発フォーラム:
  第16回ワークショップ開催(12月11日)
「テクノロジーをラストマイルに届ける ~コペルニクの挑戦」
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DC開発フォーラムでは、平日の夜を利用して、途上国の開発に関わる20代・30代の若手を中心にプレゼンと自由な議論を行い、知識を深めるとともに何らかの行動に結び付けていくことを狙いとしたワークショップを開催しています。

第16回となる今回は「テクノロジーをラストマイルに届ける ~コペルニクの挑戦」のテーマで、途上国の最貧層の人たちの生活を改善するため、現地に根ざしたテクノロジーを届ける非営利団体であるコペルニクの共同設立者であり、CEOとしてご活躍中の中村俊裕さんをプレゼンターに迎え、コペルニクの設立の経緯やその仕組み、今後の展望をご紹介いただき、参加者のみなさんとディスカッションしていきたいと思います。

【テーマ】
「テクノロジーをラストマイルに届ける ~コペルニクの挑戦」
テクノロジーと貧困削減。コペルニクを通じて、様々なテクノロジーを発掘し、ラストマイルに届け、インパクトを評価するという活動を行っています。コペルニクの設立に至るまでの経緯、コペルニクの立ち上げから現在まで、そして今後の方向性などについて話したいと思います。その中で、世銀などの開発援助のアクターとのシナジーなどについても意見交換が出来ればと思います。


【略歴】
コペルニク共同創設者・CEO。国際開発援助で10年以上の幅広い経験をもつ。国連時代は、主に東ティモール、インドネシア、シエラレオネ、アメリカ、スイスを拠点とし、国連開発計画で働く。ガバナンス改革、平和構築、自然災害後の復興(スマトラ沖地震など)、国連改革などに従事。シエラレオネでは、「開かれた政府」プロジェクトを発案し、立ち上げ、大統領や主要大臣のアカウンタビリティーを強化した。経営コンサルティング会社で働いた経験も持つ。京都大学法学部卒業。英国ロンドン経済政治学院で比較政治学修士号取得。大阪大学大学院国際公共政策研究科招へい准教授。2012年、世界経済会議(ダボス会議)のヤング・グローバル・リーダーに選出された。

【日時】
12月11日(火)18:30-19:45
ワークショップ終了後、世銀会議室内でスナックを用意して交流の機会を提供する予定です。参加される方からは、当日、実費一人当たり2ドル程度を申し受ける予定です。詳しくは登録者に当日までに送付される会場案内をご覧ください。

【会場】
世界銀行会議室 MC6-100 (世銀メインビルの6階、100号室)
The World Bank, 1818 H Street, NW Washington DC 20433

また、このワークショップの模様は以下のアドレスからUstream配信する予定です。遠方で会場にいらっしゃれない方はぜひご活用ください。放送開始は、ワークショップ開催時刻と同様になります。
http://ustre.am/GSJe

【参加登録】

参加ご希望の方は、下記登録フォームより12月10日(月)までに参加登録をお願い致します。

https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dDVmdGZjV2ZnQ2ctb1lUR1JhODBXZ3c6MQ#gid=0
世銀もしくはIMFのIDをお持ちではない方につきましては、visitor passをこちらで事前に申請致します。当日朝までにお送りする会場案内にしたがって入館いただきますようお願い致します。なお、入館に際して写真付きID(英語)が必要となりますので、必ずご持参ください。

登録にご不明の点がある場合、または、当日朝までに会場案内のメールが届かない場合は、
ワークショップ担当(dev.forum.workshop@gmail.com)まで、ご連絡ください。


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【3】IDDP(英国開発学勉強会):
  IDDP第3回勉強会のご案内
「法整備の現場から」
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■内容:

法整備支援の現場から①:JICAの法整備支援、ネパールでの経験

法と開発の関係、開発における法の役割については長く議論がなされてきており、
近年では、グッド・ガバナンスの実現に資する支援として注目され、
国際機関や二国間援助機関、NGO等さまざまなアクターが支援を行っている。
JICAにおいても1996年からのベトナムに対する法整備支援プロジェクトを皮切りに
法整備支援分野における技術協力を本格的に開始し、市場経済化に向けた法令の整備が必要とされている国や、
法・司法制度の再構築、人材育成が必要となる紛争終結国など、現在アジアを中心とした10か国以上で支援を実施している。
本セミナーでは、法整備支援全般について紹介するとともに、紛争終結後、
新しい国づくりの途上にあるネパールでの経験を中心に法整備支援の現状について共有したい。

法整備支援の現場から②:ウズベキスタンでの経験

法律は国の運用のルールとして国家活動の骨格を形作るものであるため、
法制度がしっかりしていなければ国は上手く走ることができない。
法整備支援は、途上国において様々な要因によってこの骨格に生じた歪みを矯正し、
途上国を法律面からサポートする活動を指す。

社本氏のウズベキスタンでの活動は大きく2つに分かれる。
まず、名古屋大学特任法学講師としてウズベキスタン国タシケント国立法科大学で2年間、
将来国家の法律形成に関わる学生に対して、日本の法制度の仕組みを教え、さらに彼らの留学を支援した。
さらにその後1年間、JICA法整備支援専門家としてウズベキスタン国司法省内にて行政手続関連法の支援整備に従事した。
言い換えると、制度を設計する人材の育成という下からの支援と、
既存の法制度の設計・変更に対する直接の支援という上から支援という2つの面から法整備に関わったことになる。

以上の経験をもとに、本講義では、開発支援の現場で実際に働く場合にどのような問題に直面しえるか、
そのような問題についてどのように対応していくべきかについて、質問やケースワークを交えながら議論をしていきたい。


■講師:竹内 麻衣子氏(SOAS, University of London, LLM)、
    社本 洋典氏(Queen Mary, University of London, LLM)

■講師略歴:

竹内 麻衣子氏

2004年JICA入構。
2007年から2009年まで公共政策部にてベトナム、ラオス、東ティモール、ウズベキスタン、ネパール等における法整備支援プロジェクトの立ち上げ、実施にかかわる。
2009年から2012年までネパール事務所にて、民法起草支援、コミュニティ調停等の支援を担当。
2012年9月よりSOAS, University of LondonのLLMに在籍。


社本 洋典氏

2007年司法試験合格。
司法修習を経て、2009年4月から2011年3月まで名古屋大学法学特任講師として
ウズベキスタン国タシケント国立法科大学日本法センターにて勤務。
2011年7月から2012年6月までJICA専門家としてウズベキスタン国司法省内にて行政手続に関する法支援を行う。
2012年9月より、Queen Mary, University of LondonのLLMに在籍。

■会場:
<勉強会会場>:Institute of Education, University of London (Room S13 in Student Union)
20 Bedford Way, London WC1H 0AL
http://www.ioe.ac.uk/sitehelp/1128.html
*最寄り駅: Russell Square
<懇親会会場> : 勉強会会場最寄りのパブ ※当日スタッフがご案内します。
■ 形式: 講師の方によるプレゼンテーション、質疑応答
■ 言語: 日本語
■ 参加費: 無料 (寄付金として、印刷費や会場費など勉強会運営費のご支援を歓迎いたします)
■ お申し込み方法:
会場のセキュリティ上、事前の申し込みが必要です。
御参加を希望の方は2012年12月12日(水)までに下記URLよりお申し込み下さい。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?fromEmail=true&formkey=dElIX002dkdxdWFmckxHZDlDWm11V3c6MQ
・3日以内にIDDPより返信がなければ、大変お手数ですが再度ご連絡下さい。
・会場の関係から、申し込みを制限させて頂く場合がございますので、
 御参加を希望の方はお早めにお申し込みお願いいたします。
■定員: 60名(先着順)
■主催:英国開発学勉強会(IDDP)

英国開発学勉強会(IDDP)外部連携担当 日高将博


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【4】FASID:
2012年度 (2013年度支給開始)
FASID奨学金プログラム 奨学生募集のご案内
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FASIDは開発援助分野における高度なレベルの人材育成を促
進するため、学位取得を目指す奨学生を募集しています。

以下に本奨学金プログラムの概要を記しますが、詳細・
最新情報は、当財団ウェブサイトにてご確認下さい。
http://www.fasid.or.jp/activities/3_index_detail.shtml



1.趣旨・育成する人材像
博士の学位を取得した後、国際開発関連分野において実
務者として活躍する意思のある方。

2.対象分野
当財団が定める特定テーマについての研究を優先します
が、それ以外についても応募可能です。
〔2012年度 特定テーマ〕 防災と開発、 開発と企業

3.採用予定数
博士コース・修士コース  あわせて3名程度。
*博士コースを優先します。

4.応募資格
以下のすべてを満たす方
(1)大学院在籍者 または 2013年9月末迄に、
   大学院から入学許可を得て、同年10月末迄に修学を開始する方。
(2)日本国籍を有する方
(3)学位取得後は、国際開発関連分野の実務者として働く意思のある方
(4)英語能力
   TOEFL(Internet-Based Test) 100点/IELTS7.0点/TOEIC850点相当以上の
   能力を有すること

5.修学先機関
日本国内外の国際開発関連分野の大学院
(修士課程または博士課程)

6.奨学金の支給期間
1年以内。
ただし、継続申請があった場合、
審査に合格した者に限り、最大3回継続できます。

7.奨学金の金額および使途
(1) 金額
年額上限200万円
当財団の定めにより支給します。

(2) 使途
当財団が承認した研究計画における修学及び研究遂行に必要な費用とします。
*他機関の奨学金等との重複受給はできません。

8.応募方法および応募受付期間
応募には、申請書、履歴書他、複数の指定様式書類等の提出が必要です。
詳しくは、次のウェブサイトをご確認下さい。
http://www.fasid.or.jp/_files/activities/121207gakui_List.pdf

応募書類の受付期間
2012年12月10日(月曜日) より
2013年 1月 7日(月曜日) 日本時間 午後5時必着。

9.選考および奨学生候補者の決定
第一次選考  書類選考 2013年1月
第二次選考  面  接 2013年2月中~下旬
候補者決定       2013年3月上旬
*面接会場: 当財団 (東京)で行います。
海外在住の方も面接出席が必要です。
面接出席に要する費用は自己負担です。


10.応募書類送付先・問い合わせ先
〒106-0041 東京都港区麻布台2-4-5 メソニック39MTビル6階
一般財団法人 国際開発機構(FASID) 人材開発事業部 (服部)
TEL:03-6809-1996
FAX:03-6809-1387
e-mail:gakui@fasid.or.jp
http://www.fasid.or.jp/activities/3_index_detail.shtml


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【5】東京発~世界銀行からのお知らせ

(1) セミナー・イベントのご案内
(2) 最近の活動から
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(1) セミナー・イベントのご案内

■ 「2013年夏季インターンシップ説明会」
世界銀行東京事務所 キャリアシリーズ特別編

日時: 2012年12月18日(火)午後6時から午後8時
場所: 世界銀行東京事務所 会議室
http://bit.ly/zcruCt
内容: 2013年6-9月に実施するインターンシップ・プログラム
についてCVの書き方や世銀での業務について説明します。
インターンシップへの応募対象は、
修士・博士課程に在籍中の大学院生で、
ワシントン本部や各国事務所において
リサーチアシスタントなどの実務に携わります。
言語:  日本語
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/SrvsmF


■ 「ロシアにおける貧困層向け司法サービスの強化」
世界銀行パブリックセミナー 日本社会開発基金(JSDF)グッド・プラクティス・シリーズ第3回

日時: 2012年12月19日(水)
場所: 世界銀行東京開発ラーニングセンター
http://bit.ly/zcruCt
内容: 2009年に開始したロシア連邦における
貧困層を対象とした法的サービス支援
プロジェクトについて、世銀担当者、
地域の受益者をまじえて、準備、企画、
得られた教訓、成果を紹介します。
言語:  日本語
詳細、参加お申込み: http://cot.ag/QAJCUe


■  「2012年を、振り返る~持続可能な世界へ向けた到達点と、今後~」
世界銀行東京事務所、CEPAジャパン主催コーヒーアワー

日時: 2012年12月19日(水)午後6時30分から午後9時
場所: 日比谷図書文化館 4Fスタジオプラス(小ホール)
http://hibiyal.jp/hibiya/access.html
内容: 今年1年の持続可能な世界へ向けた動きを大きく振り返り、
この中でも地球環境問題のひとつ、
生物多様性/自然資本の分野に注目して議論を深めます。
生物多様性条約COP11等の成果や様子を共有するとともに、
CO18から今後の方向や取り組みについて紹介を行います。
言語:  日本語
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/R0xM7a


■ 「世界銀行で働く~馬渕俊介・アフリカ地域局保健スペシャリスト~」
世界銀行東京事務所コーヒーアワー キャリアシリーズ第50回

日時: 2012年12月26日(水)午後6時30分から午後8時
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
http://bit.ly/e348Bt02
内容: 世銀入行までのキャリアパスだけでなく、
アフリカ各国の保健当局や現地の様々な
関係者と協力して、どのように保健システムを
改善しようとしているのか、そのやりがいや
苦労などについて紹介します。
言語:  日本語
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/TE0zuL


(2) 最近の活動から

■ 11月16日、長野県松本美須々ヶ丘高等学校1年生41名が世銀東京事務所を訪問し、職員から世界銀行の役割などについて説明を受け、事務所を見学しました。

詳細:
http://bit.ly/QFXy0k

(世界銀行東京事務所: 開裕香子)


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【6】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「インドの伝統衣装」
執筆: 利根川佳子(DC開発フォーラム教育ネットワーク(Good Education For All)フォーカルポイント/東京)
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先日、初めてインドへ行った。
友人が、インド人の女性と結婚することになり、夫ともに結婚式に招待されたのだ。プネーという、ムンバイから車で約2時間のインド第9の都市で開かれた。

今回の結婚式は3日にわたって行われたが、通常のインド式結婚式だと、4,5日続くそうなので、今回は3日間の簡略版(!)だそうだ。3日間の構成は、1日目はカクテルパーティ、2日目は前夜祭(サンギー)、3日目が結婚式本番であった。

今回の結婚式には、インド国外から約30名が出席した。初日のカクテルパーティの前に、ワゴンバス2台で、男女分かれて小さなショップへ押しかけ、インドの伝統衣装を購入した。男性はパジャマ(現在寝巻きとして着ているパジャマの語源はこの衣装!)、女性は、サリーもしくはパンジャビ(長めのチュニックとズボンのセット)を購入した。

カクテルパーティは洋服、前夜祭、結婚式は伝統衣装ということで聞いていたのだが、実際前夜祭と結婚式へ行くと、インドの女性はサリーを着ていたが、男性は誰ひとり伝統衣装を着ていない。伝統衣装を着ているのは、インド人以外の男性というなんとも不思議な状況であった。インドの伝統衣装を着た外国人を、インド人の出席者が物珍しそうに写真を撮っていた。ちなみに、インド人の男性はシャツとスラックスという洋服であった。話を聞くと、男性は自分自身もしくは身内の結婚式以外には、最近は伝統衣装を着ないということだった。

日本では、インド同様、男性で袴や着物を着て結婚式に出席する人は、ほぼ見ない。近親の結婚式でもあまりない。ただ、女性も着物を着て友人の結婚式に出席する場合は少ない。成人式のあとに一回という感じだろうか。。着物の場合、着るのが大変であるし、また動きづらいということもあり、現代の日常に着用するのはなかなか難しい状況のように思う。(もちろん着慣れている方は別だが。)着物に比べ、浴衣は着やすいが、それでも私の場合自分で帯を締められないし、考えてみると、10年近く着ていない。。。

インドの場合は男性の伝統衣装は着る機会が減っている一方で、女性の伝統衣装は未だに日常的に着られている。生活様式の変化とともに、文化は変容して当然なのだが、インド
の伝統衣装の着用状況を見ることで、伝統文化の継承について考えさせられた。着物がもっと着やすいものだったらいいのに、とインドの伝統衣装を羨ましく思った。

利根川佳子(DC開発フォーラム教育ネットワーク(Good Education For All)フォーカルポイント/東京)


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【1】  開発フォーラム新着情報チェック:

  「平成23年度決算」
  「財務省・独立行政法人造幣局がバングラデシュ貨幣製造供給へ」
「第5回アフリカ開発会議(TICAD V)高級実務者会合」
「ドーハで気候変動COP18開催」
    他


【2】 国連フォーラム
「国連でインターン」
UNESCOサモア事務所 脇本拓哉さん
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「カンボジア・スタディ・プログラム」ツイッターアカウント


【3】 東京発~世界銀行からのお知らせ:
(1) セミナー・イベントのご案内
(2) 最近の活動から


【4】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「食べ損ねたターキー」
執筆: 小林隼人 (ロンドン大学/UCL)



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【1】 開発フォーラム新着情報チェック
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- 日本関連 -
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● 日本・ミャンマー首脳会談が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_noda/asean_12/myanmar.html

● 日本・インド首脳会談が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_noda/asean_12/india.html

● 平成23年度決算が国会に提出されました。経済協力費の詳細については以下のサイトから閲覧できます。
http://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/account/fy2011/kessan_23_11.pdf

● 財務省及び独立行政法人造幣局は、バングラデシュ中央銀行が実施した国際入札に応札し、バングラデシュの一般流通貨幣である2タカ貨幣製造供給を受注しま した。 外国の一般流通貨幣製造を受注するのは戦後初です。
http://www.mof.go.jp/currency/research/other/bangladesh_2taka.html

● 第5回日韓財務対話が開催されました。両国大臣は、世界・地域経済の現状、両国経済の現状と課題、二国間・多国間協力を含むさまざまな議題について意見交 換を行いました。
http://www.mof.go.jp/international_policy/convention/dialogue/20121124press_release.htm

● ODAを活用した中小企業等の海外展開支援事業(「ニーズ調査」「案件化調査」「途上国政府への普及事業」)の「ニーズ調査」おいて、8件の採択案件が決 定しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/seisaku/kanmin/chusho.html

● 国際協力機構(JICA)を通じ、グアテマラ西部で発生した地震の被害に対し1,200万円相当の緊急援助物資を供与することが決定しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/jisseki/keitai/kinkyu/121115_01.html

● 政府は、パキスタン・イスラム共和国における記録的な豪雨による甚大な洪水被害を踏まえ、11月9日に決定した緊急援助物資の供与に加えて、追加支援とし て470万ドル(約3.8億円)の緊急無償資金協力を実施すること決定しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/jisseki/keitai/kinkyu/121122_01.html

● 政府は、ミャンマーで発生した地震被害に対し、JICAを通じ,1,000万円相当の緊急援助物資を供与することを決定しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/jisseki/keitai/kinkyu/121121_01.html

● 政府は、ハイチ共和国におけるハリケーン・サンディによる被災者支援のため、国連児童基金(UNICEF)を通じて,水・衛生,栄養分野へ約120万ドル (約9,700万円)の緊急無償資金協力を行うことを決定しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/jisseki/keitai/kinkyu/121120_01.html

● 国際連合南南協力事務所(United Nations Office for South-South Cooperation)主催で「南南協力Expo 2012」がウィーンで開催され、JICAは取り組みが評価され、南南協力賞(South-South Cooperation Award)を受賞しました。
http://www.jica.go.jp/press/2012/20121119_01.html


┏━━━━━━━━━━━┓
 - バイ・ドナー関連 -
┗━━━━━━━━━━━┛

● DFIDは、援助資金が不正に利用されている疑いから、ウガンダ政府への開発援助の凍結を発表しました。アイルランド、ノルウェー、デンマーク、スウェー デンもウガンダへの援助を停止しました。
http://www.dfid.gov.uk/News/Latest-news/2012/Uganda-UK-suspends-aid-to-government/

● 欧州理事会は、2014-2020年の援助予算を発表しました。Oxfamは、当初案よりも10%削減された予算を批判するコメントを発表しています。
http://ec.europa.eu/budget/mff/index_en.cfm
http://euobserver.com/foreign/118225
http://www.oxfam.org.uk/media-centre/press-releases/2012/11/eu-aid-for-poorest-will-bear-brunt-of-budget-squeeze

● EUは、アフリカのエネルギー閣僚会議に先立ち、アフリカ最大規模の太陽光発電プラント建設への支援を発表しました。これは、2030年までに途上国の5 億人にエネルギーへのアクセスを提供することを目的にした、"Energising Development" イニシアティブに基づくものです。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-12-1204_en.htm?locale=en

● フランスで行われた世論調査で、70%以上が「援助は有意義である」と回答しました。一方、フランスの援助は効率的である、と回答したのは51%でした。
http://www.afd.fr/lang/en/home/presse-afd/communiques?actuCtnId=89503

● USAIDは、アフリカ開発銀行が管理する移住と開発の基金に対する拠出を表明しました。
http://usaid.gov/news-information/press-releases/usaid-announces-its-commitment-migration-and-development-fund

● USAIDは、"Feed the Future"という政府のグローバルな飢餓と安全保障イニシアティブを通じて、民間企業を引き込み、開発途上国の小規模農家に技術を提供することで、農業の生産性と収入の向上を目指します。
http://feedthefuture.gov/article/new-feed-future-program-supports-transformational-approaches-agriculture-led-growth?utm_source=November+16+newsletter&utm_campaign=Nov+2+Newsletter&utm_medium=email


┏━━━━━━━━━━━┓
  - 国際機関関連 -
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● 11月15日から17日まで、ブルキナファソで第5回アフリカ開発会議(TICAD V)高級実務者会合が開催され、46のアフリカ諸国、その他地域機関及び準地域機関、国際機関並びにNGO等からの参加者を含む計約300人が参加しまし た。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ticad/tc5/som_1211.html

● カンボジアのプノンペンに於いて、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議が開催され、アセアン10カ国と8カ国(日本・アメリカ・中国・韓国・ロシア 等)の計18カ国の首脳クラスが一同に会しました。

http://www.asean.emb-japan.go.jp/index_j.html

● 国連エイズ合同計画(UNAIDS)は「Results」と題する報告書を発表し、国連による取組みが成果を生み、低中所得25か国において感染率が半減 したことを明らかにしました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=43549&Cr=HIV&Cr1=AIDS

● 世界銀行の移民と送金に関する報告書「Migration and Development Brief」は、2012年の途上国への送金見込みについて、前年比6.5%増の4060億ドルに上るとの上方改定を行いました。
http://www.worldbank.org/en/news/2012/11/20/developing-countries-to-receive-over-400-billion-remittances-2012-world-bank-report

● 国連安保理は決議2076を全会一致で採択し、コンゴ民主共和国東部の首都ゴマからにおける反政府勢力M23のゴマ即時撤退を要求、また、同勢力メンバー が即時かつ恒久的に武装解除するよう求めました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=43589&Cr=democratic&Cr1=congo

● OECDは「Southeast Asian Economic Outlook 2013」を発表し、東南アジア経済は、中期的に底固い成長を堅持する見通しであるが、ASEAN域内の開発格差の是正は、依然として大きな課題であると 論じています。
http://www.oecd.org/dev/asiaandpacific/saeo2013.htm

● ユネスコは中国の支援を受け、エチオピア、ナミビア、コートジボアールにおいて、教員研修プロジェクト支援の新プロジェクトを実施することを決定しまし た。
http://www.unesco.org/new/en/media-services/single-view/news/unesco_and_china_tackle_teacher_gap_in_africa/

● UNAIDSは、World AIDS Day Report 2012; Resultsを発表しました。
http://www.unaids.org/en/resources/presscentre/pressreleaseandstatementarchive/2012/november/20121120prresults/
http://www.unaids.org/en/media/unaids/contentassets/documents/epidemiology/2012/gr2012/JC2434_WorldAIDSday_results_en.pdf


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- シンクタンク・NGO関連 -
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● 国際援助の透明性イニシアティブ(International Aid Transparency Initiative)に、国連女性機関が参加し、参加組織の数がちょうど100となりました。
http://iatiregistry.org/publisher

● ドーハで開催中の気候変動COP18に合わせ、ODIから気候変動にかかわるレポートが多数発表されています。
http://www.odi.org.uk/publications

● 英サセックス大学IDSは、再生可能エネルギーの技術移転についてのレポートを発表しました。
http://www.ids.ac.uk/publication/renewable-technology-transfer-to-developing-countries-one-size-does-not-fit-all

● 英ガーディアン紙のブログが、マイクロファイナンスを取り上げています。
http://www.guardian.co.uk/global-development/poverty-matters/2012/nov/21/rise-fall-microfinance

● Bread for the World Instituteは、The 2013 Hunger Reportを発表しました。
http://www.hungerreport.org/2013/issues

● Oxfamは調査研究に役立つトレーニングパックを発表しました。
Reviewing Existing Literature
http://policy-practice.oxfam.org.uk/publications/reviewing-the-existing-literature-252995
Style Guide for Notes, References and Bibliographies
http://policy-practice.oxfam.org.uk/publications/style-guide-for-notes-references-and-bibliographies-252994
Researching Human Interest Stories
http://policy-practice.oxfam.org.uk/publications/researching-human-interest-stories-253014
Conducting Semi-Structured Interviews
http://policy-practice.oxfam.org.uk/publications/conducting-semi-structured-interviews-252993
Undertaking Research with Ethics
http://policy-practice.oxfam.org.uk/publications/undertaking-research-with-ethics-253032
Writing for Impact – Lessons from Journalism
http://policy-practice.oxfam.org.uk/publications/writing-for-impact-lessons-from-journalism-253033


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【2】 国連フォーラム
「国連でインターン」
UNESCOサモア事務所 脇本拓哉さん
  UN Women プノンペン事務所 五百蔵綾子さん
「カンボジア・スタディ・プログラム」ツイッターアカウント
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●「国連でインターン」第45回では、国際ボランティア計画の
学生ボランティア制度を通じて国連教育科学文化機関
(UNESCO)サモア事務所で4ヶ月のインターンを経験された
脇本拓哉さんに寄稿いただきました。インターンを通じて
「働く場所」に対する考え方が変わったと言う脇本さんの
報告をご覧ください。
http://www.unforum.org/internships/45.html

第46回では、国連女性機関(UN Women) プノンペン事務所で
インターンをされいる五百蔵綾子さんにこれまでのご経験を
ご紹介いただきました。カンボジアにおける女性の権利問題の
現状とそれに全力で取り組んでいる国連関連機関の活動が
明確にわかりやすく伝わってくる内容です。
http://www.unforum.org/internships/46.html

●現在実施中の「カンボジア・スタディ・プログラム」では、
11月17日から25日まで現地カンボジアに渡航し、
国連食料農業機関(FAO)の事業、かものはしプロジェクト、
ナカタアツヒト村、クメール・ルージュ特別裁判所などを訪れました。
出発前から参加者の生の声をツイートしています。
https://twitter.com/2012CSP


(国連フォーラム担当:大槻佑子)
http://www.unforum.org/index.html


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【3】 東京発~世界銀行からのお知らせ:
(1) セミナー・イベントのご案内
(2) 最近の活動から
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(1) セミナー・イベントのご案内

■ 「『健康保険制度』セミナー」
韓国開発研究大学院(KDIスクール)開発ラーニングシリーズ2012

日時: 2012年12月4日(火)午前11時30分から午後2時まで
場所: 世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://bit.ly/SenHhu
内容: 本セッションでは、韓国、日本、世界銀行から
健康保険分野における事例紹介を行い、
各段階において、どのように健康保険制度が確立し、
実施されてきたか、また効果的な健康保険制度は
持続的な国の発展に向けて何もたらすのか等について学びます。
言語: 英語のみ
詳細、参加お申し込み: http://bit.ly/TdMjaV


■ 「世界銀行で働く~馬渕俊介・アフリカ地域局保健スペシャリスト~」
世界銀行東京事務所コーヒーアワー キャリアシリーズ第50回

日時: 2012年12月26日(水)
場所: 世界銀行情報センター(PIC東京)
  http://bit.ly/e348Bt02
内容: 世銀入行までのキャリアパスだけでなく、
アフリカ各国の保健当局や現地の様々な
関係者と協力して、どのように保健システムを
改善しようとしているのか、そのやりがいや
苦労などについて紹介します。
言語:  日本語
詳細、参加お申込み: http://bit.ly/TE0zuL


(2) 最近の活動から

■ 11月16日、長野県松本美須々ヶ丘高等学校1年生41名が
世銀東京事務所を訪問し、職員から世界銀行の役割などについて説明を受け、
事務所を見学しました。

詳細:
http://bit.ly/QFXy0k


(世界銀行東京事務所: 開裕香子)


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【4】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「食べ損ねたターキー」
執筆: 小林隼人 (ロンドン大学/UCL)
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11月末、アメリカでは感謝祭の季節になった。ロンドンに引っ越して以来、
この時期になると、なぜか在英米国大使館から感謝祭ディナーへの招待が
届いていたのだが、最近になってその理由が判明した。
私が所属している大学に登録されている個人情報で、なぜか国籍が
アメリカになっていたのである(おまけに、性別は女性になっていた)。
最近ビザを更新した際に、私はようやく日本人男性として登録され、
この問題は解決した。今となってはただの笑い話であるが、今回の騒動は
データや指標の正確さについて改めて考えるきっかけにもなった。
頭に浮かんだのは、飲み水についてのMDGである。


今年3月、国連は飲み水についてのMDGを達成したと発表した。
安全な飲み水を利用できる人が増えた事自体は喜ばしいニュースであるが、
一方で、国連が定義する "improved drinking water" は、必ずしも安全とは限らない
という報告もある。データの裏には、様々な前提条件や限界があり、
日本人がアメリカ人になり、男が女になるような間違いもある。
また、一つの指標で全てを表せるわけでもない。イギリスが無償援助を
打ち切ることを発表したインドは、宇宙開発を進め、経済成長著しい一方で、
世界最大の貧困層を抱える国でもある。


ロンドンでは、先日ポストMDGに関するハイレベルパネル会合が開催され、
次代の開発目標を巡る議論が活発化している。効果的な援助の実施のために
データや指標が重要なことは言うまでもないが、それを盲従するのも
また問題だと感じる。今年、日本人になった私には、米国大使館から
招待状は届かなかった。この冬は、ターキーの代わりに鍋でもつつきながら、
物事の本質を見る目を養いたい。

小林隼人 (ロンドン大学/UCL)


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ワシントンDC開発フォーラムでは、DC在住で開発に興味を持つ若手プロフェッショナル、大学院生同士の意見交換・交流を深めるためのワークショップを開催しています。従来のBBL(ブラウンバッグランチ)が専門家を招いてランチの時間を利用して討議をするのに対し、ワークショップでは20代・30代を中心とした若手に平日の夜を利用して発表の場を提供し、自由活発に議論を交わし、そして何らかの行動に結び付けていくことが狙いです。参加希望・お問い合わせはdev.forum.workshop@gmail.comまで。

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