2014/09/29 Mon
皆さまへ重要なお知らせ:
DC開発フォーラムでは2014年10月より、リニューアルしたホームページを開設し、ブログの内容はホームページへ統合することとなりました。今後はホームページにて情報をご閲覧いただきますようお願い致します。なお、こちらのブログページは、一定期間を経て閉鎖の予定です
Category: 未分類
2014/04/28 Mon
ショートノーティスとなりますが、DC開発フォーラムでは来る4月30日(水)、ワシントンDCにて、渡邉和紀氏(IMF日本理事室審議役)、藤井大輔氏(世界銀行日本理事代理)をお迎えして、「2014年IMFC/世銀・IMF合同開発委員会の評価と今後の課題」のテーマのもとBBLを開催致します。

去る4月12日、IMF・世界銀行春会合がワシントンDCにて開催されました。先進国の金融政策や地政学的なリスクが国際経済に及ぼす影響、気候変動といった国際的なアジェンダへの対応、「極度の貧困の撲滅」「繁栄の共有」という世銀グループの組織目標達成に向けた方策(世銀改革など)等、本会合の詳細について、両機関の日本理事室より渡邉審議役(IMF)、藤井理事代理(世銀)をお迎えしてお話をうかがいます。貴重な機会となりますので、ぜひ奮ってご参加ください。

参加ご希望の方は、下のBBL詳細をご参照の上、下記URLの登録フォームよりご登録ください。
会場準備等の都合により、できるだけ4月29日(火)までにご登録いただきますようお願い申し上げます。

https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?usp=drive_web&formkey=dDNLNFl1bDFvTFFrRzF1UUNDV0tCU2c6MQ#gid=0

:::::::::::: BBL詳細:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
DC開発フォーラム第241回BBLのご案内:4月30日(水)、「2014年IMFC/世銀・IMF合同開発委員会の評価と今後の課題」
ワシントンDCでは、多数の途上国開発援助関係者が、政府、実施機関、世銀グループ・米州開銀・IMF、企業、NGO、シンクタンク・大学、メディア等で実務や研究に携わっています。DC開発フォーラムでは、その情報・知見を活かして個人の資格で自由かつ率直な議論を行い開発戦略に関する政策論議を深める(かつ出席者間の親睦を深める)とともに、記録を世界各地の関係者に発信して現実の政策立案・ 実施に反映させるために、ブラウンバッグランチを開催しています。
過去のBBLについては、下記のリンクをご参照ください。
(http://www.devforum.jp/bbl/)

標記のテーマについては次の要領でワシントンDCにて開催いたしますので、ご関心とお時間のある方は是非お気軽に参加いただければ幸いです。

1.日時: 4月30日(水)午後12時15分より

2.場所: JICA米国事務所・会議室
     1776 Eye Street, N.W. Suite 895,
      Washington, DC
     Tel: 202-293-2334

3.テーマ: 、「2014年IMFC/世銀・IMF合同開発委員会の評価と今後の課題」

4.キックオフ: 藤井大輔氏(世界銀行日本理事代理)
        渡邉和紀氏(IMF日本理事室審議役)

5.次第:
12:15頃から 食事(各自持参)、適宜自己紹介
12:30頃から キックオフ
13:10頃から 自由討議(13:45終了)

6.参加登録: 下記URLの登録フォームよりご登録ください。会場準備等の都合により、 4月29日(火)までにご登録いただきますようお願い申し上げます。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?usp=drive_web&formkey=dDNLNFl1bDFvTFFrRzF1UUNDV0tCU2c6MQ#gid=0

ご不明の点は、までお問い合わせ下さい。

【JICA米国事務所ビル管理方針に伴うお願い】
JICA事務所では、予めビルのフロントに対して来客予定者リストを提出し、その上で来客者はフロントの係員にエスコートをしてもらうことが必要となります(エレベーターを動かすためには、 指定のカードキーが必要なため。)
以上を踏まえて、皆様には下記についてお願いいたします。
1.事前登録を必ず行ってください。
2.事前登録なしに参加する場合は、11:30までに事務所に連絡を入れてください。(事務所代表電話番号:202-293-2334)
3.当日は、フロントに訪問先(JICA事務所)を申し出てください。(フロントの係員がエレベーターを動かすため
の指定キーを持ってエレベーターまでエスコートします。)
なお、フロントを通じて事務所にご連絡いただくこともあります。また、念のため、身分証明書をお持ちください。
4.上記1または2を行われていない方は、必要に応じてフロントを通じて事務所に ご連絡ください。
どうぞご協力お願い申し上げます。
Category: BBL関連
2014/04/15 Tue
2014年4月15日発行

                http://www.devforum.jp/
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    ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス


          -(dev-info)-


    皆様の同僚・知人への転送大歓迎いたします。
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【1】 開発フォーラム新着情報チェック:

  「第89回世銀・IMF合同開発委員会」
「ODA大綱の見直しに関する有識者懇談会第1回会合」
「ポスト2015年開発アジェンダと人間の安全保障」
「アフリカ開発銀行設立50周年」

       他


【2】 DC開発フォーラム:
3月実施キャリアセミナー、第26回ワークショップの議事録アップのお知らせ



【3】 国連フォーラム
勉強会「ワークショップで学ぶ国連の基礎知識」議事録掲載のお知らせ
国連職員NOW!UNDP本部 吉村麻美さん



【4】 東京発~世界銀行からのお知らせ
(1) 国際金融公社(IFC)職員募集
(2) セミナー・イベントのご案内


【5】 JICA研究所公開セミナー
デイビッド・マローン国連大学学長セミナー
「International Development: Ideas, Experience, and Prospects」に関するご案内


【6】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「桜を贈る心」
執筆: 山中瑞樹(DC開発フォーラム幹事/ワシントンDC在住/世界銀行勤務)


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【1】 開発フォーラム新着情報チェック

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┌――┐Dev-Info 新着情報チェックでは掲載情報を
|\/│募集しています。情報掲載を希望する場合は、
└――┘ info@devforum.jpまでご連絡ください


┏━━━━━━━━━━━┓
- 日本関連 -
┗━━━━━━━━━━━┛

● ワシントンDCにおいて、日本を含む20か国財務大臣・中央銀行総裁会議が開催されました。
http://www.mof.go.jp/international_policy/convention/g20/g20_140411.htm

● 第89回世銀・IMF合同開発委員会 日本国ステートメントが公開されています。
http://www.mof.go.jp/international_policy/imf/dc/20140412st.htm

● ODA国別データブック 2013が公開されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/kuni/13_databook/index.html

● 岸田外務大臣のODA政策スピーチ「進化するODA:世界と日本の未来のために」が外務省のHPにアップされています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ap_m/page3_000726.html

● 3月末に開催されたODA大綱の見直しに関する有識者懇談会第1回会合の概要が公開されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/about/kaikaku/taikou_minaoshi/index.html

● パンフレット「ポスト2015年開発アジェンダと人間の安全保障」が公開されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/index.html

● ウォール・ストリート・ジャーナル紙(アジア版)に岸田大臣の寄稿「核のない世界への日本のコミットメント」が掲載されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/p_pd/ip/page4_000440.html

● ケニア、ナイジェリア及びルワンダに対する5億2,500万円を供与額とする無償資金協力「村落環境整備計画」に関する書簡の交換が行われました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_000828.html

● UNICEFを通じて、ギニアにおけるエボラ出血熱対策に資する物品調達等に対する約52万ドルの緊急無償資金協力を実施することを決定しました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_000820.html

● 平成26年度 日本NGO連携無償資金協力申請の手引き実施要領が公開されています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/musho_yoko26/index.html

● JICAはアフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(ABEイニシアティブ)修士課程およびインターンシッププログラム推奨コースの追加公募を開始しました。
http://www.jica.go.jp/information/info/2014/20140404_01.html

● JICAは、インド政府との間でウッタラカンド州森林資源管理事業を対象として113億9,000万円を限度とする円借款貸付契約に調印しました。
http://www.jica.go.jp/press/2014/20140411_02.html

● JBICは、2013年中に契約調印したJBICの協調融資案件のうち、3つのプロジェクトファイナンス案件について、
米国ThomsonReuters社発行のProject Finance International 誌から、Deal of the Yearを受賞しました。
http://www.jbic.go.jp/ja/information/topics/topics-2014/0408-19766

● 5月最終週、欧州復興開発銀行(EBRD)リクルートミッションが来日します。
http://www.mof.go.jp/international_policy/mdbs/ebrd/ebrd_recruit_2014.htm

● 外務省非常勤職員(政策広報専門員、経済連携協定EPA専門員ビジネス環境分野)、経済協力調整員(スーダン大使館)、
国際情報統括官組織専門分析員(極東・ロシアの安全保障情勢、中東情勢)を募集しています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/kikan/index.html

● 日本/世界銀行共同大学院奨学金制度2014年度アプリケーション受付中です。
http://go.worldbank.org/43T2QBJFR0


┏━━━━━━━━━━━┓
- バイ・ドナー関連 -
┗━━━━━━━━━━━┛

● 欧州議会は、2015年を「ヨーロッパ開発年(European Year for Development)」とすることを承認しました。開発をテーマにした様々なイベントや取り組みが行われる予定です。
http://ec.europa.eu/commission_2010-2014/piebalgs/headlines/news/2014/04/20140403_en.htm
http://www.wvi.org/world-vision-european-union/article/2015-european-year-development

● 欧州委員会は、ウクライナ支援の窓口として、支援グループ(Support Group for Ukraine)を立ち上げました。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-14-413_en.htm

● ノルウェー開発協力庁(NORAD)は、ノルウェーの援助の効果に関する評価レポートを発表しました。
http://www.norad.no/en/tools-and-publications/publications/evaluations/publication?key=412342
関連:https://ieg.worldbankgroup.org/blog/beyond-good-intentions-designing-evidence-based-approach-aid

● 英国ICAI(Independent Commission for Aid Impact)は、DFIDの組織学習についての評価報告書を発表しました。DFIDが、調査研究や報告書、職員の研修などに12億ポンドの予算を2011-15年に計上したにもかかわらず、そこから得られた知見がDFIDの活動に生かされていないと指摘し、「黄から赤信号」(有効性と経済性から問題あり)という評価を下しました。
http://icai.independent.gov.uk/reports/dfid-learns/

● オーストラリア政府は、ソロモン諸島の洪水被害対策として300万ドルの支援を行うと発表しました。
http://aid.dfat.gov.au/LatestNews/Pages/australia-gives-3-million-following-solomon-islands-floods.aspx


┏━━━━━━━━━━━┓
- 国際機関関連 -
┗━━━━━━━━━━━┛

● OECDの開発援助委員会(DAC)は、2013年のODA実績を公表しました。日本は債務免除や二カ国間の有償資金協力を増やした結果、フランスを抜き、前年から順位を1つあげ4位の援助国となりました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_000832.html
http://www.oecd.org/development/aid-to-developing-countries-rebounds-in-2013-to-reach-an-all-time-high.htm

● 7つの多国間開発銀行とIMFは、MDG2015を引き継ぐ新たな開発アジェンダに関して、国連を支援することを表明しました。
http://www.adb.org/news/multilateral-development-banks-and-international-monetary-fund-back-new-united-nations-developm

● 2015年までに世界のすべての子どもたちが学校教育を受けられるようにすることをめざす「グローバル教育アクションのための緊急同盟」が立ち上げられました。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=47543&Cr=education&Cr1=for+all

● 第89回世銀・IMF年次総会が開催されました。合同開発委員会 コミュニケが公開されています。
http://www.mof.go.jp/international_policy/imf/dc/20140412c.htm

● 世界銀行は、報告書「Prosperity for All: Ending Extreme Poverty」を発表し、貧困の撲滅に経済成長が重要である事に議論の余地はないが、それだけでは不十分であると指摘しています。
http://www.worldbank.org/ja/news/press-release/2014/04/10/ending-poverty-requires-more-than-growth-says-wbg

● キム世界銀行グループ総裁は、変化する途上国のニーズに適切に対応するため、世界銀行グループの財務基盤強化に向けた一連の施策を発表しました。
中所得国向けに支援を提供する国際復興開発銀行(IBRD)の貸出上限額の今後10年間での1000億ドル拡大、革新的な財務管理手法の導入、民間セクター支援の強化などが含まれます。
http://www.worldbank.org/ja/news/press-release/2014/04/01/world-president-100-billion-increase-lending-poverty

● 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、温暖化ガスの排出削減に関する報告書を公表し、国際社会が温暖化防止に向けて一段の削減努力をしなければ、地球の気温は2100年には産業革命前から3.7~4.8度上昇するとの見解を示しています。
http://www.ipcc.ch/pdf/ar5/pr_wg3/20140413_pr_pc_wg3_en.pdf

● UNHCRは、シリアから紛争を逃れ、隣国レバノンに流入した難民が100万人を超えたと報告しました。この数はレバノン人口のおよそ4分の1に相当します。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=47495&Cr=lebanon&Cr1=syria

● 広島において、軍縮・不拡散イニシアティブ(NPDI)広島外相会合が開催されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/shin/shin12_000029.html

● 国連薬物犯罪事務所(UNODC)は、報告書「世界殺人報告2013」の中で、2012年に世界で起きた殺人事件で約43万7千人が犠牲になったと発表しました。うち15%の6万3600人が家庭内暴力の犠牲者で、中でも女性が4万3600人と7割近くを占めています。
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=47544&Cr=crime&Cr1=

● アフリカ開発銀行は今年で設立50周年を迎えます。それに関連するイベントが企画されています。
http://www.afdb.org/en/news-and-events/article/a-transforming-africa-celebrates-50-years-of-afdb-activities-12990/

● 米州開発銀行はラテンアメリカカリブ海地域の経済状況と送金行動についての調査結果を発表しました。
http://www.iadb.org/en/news/news-releases/2014-04-03/remittances-in-latin-america-and-the-caribbean,10796.html

● アジア開発銀行と日本は共同でミャンマーの若者のスキル向上の支援を行う予定です。
http://www.adb.org/news/myanmar/adb-japan-help-myanmar-upgrade-youth-skills-lift-economy


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- シンクタンク・NGO関連 -
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● BIC(Bank Information Center)は、世界銀行の成果連動型プログラム融資制度(P4R)の基礎情報と議論をまとめたページを発表しました。
http://www.bicusa.org/new-bic-primer-on-world-banks-program-for-results-p4r-financing/

● 同じくBICは、世界銀行の社会環境セーフガード政策の見直しに際して、気候変動への対応を促す声明を発表しました。
http://www.bicusa.org/csos-submit-climate-change-safeguard-proposal-to-the-world-bank-safeguard-review/

● Oxfam Americaは、米国海外援助の基本情報をまとめた foreign Aid 101を作成しました。
http://www.oxfamamerica.org/explore/research-publications/foreign-aid-101/

● 米国の北朝鮮人権委員会(Committee for Human Rights in North Korea:
HRNK)は、北朝鮮人権ウィークを開催し、ブルッキングス研究所やKorea Economic Institute (KEI)、Korea
Club、International Council on Korean Studies (ICKS)と共催で、各種イベントを行っています。
http://www.hrnk.org/events/events.php
http://www.brookings.edu/events/2014/04/14-north-korea-human-rights-michael-kirby

● 英シンクタンクODIより、ポスト2015年の開発目標についてのペーパーが発表されています。
http://www.odi.org.uk/publications/8332-defining-aspirational-yet-attainable-targets-new-goals-post-2015

● 同じくODIが、極右政党の伸長がヨーロッパの開発政策に与える影響を分析しています。
http://www.odi.org.uk/publications/8158-radical-right-european-parliament-elections-implications-development-policy

● 英サセックス大IDSのブログで、「公平な所得の再分配は経済成長に貢献する」というIMFの最新報告を取り上げています。
http://www.globalisationanddevelopment.com/2014/04/the-latest-from-imf-income.html

● 英王立国際問題研究所(チャタムハウス)は、エリトリアとエチオピアの関係についての報告書を発表しました。
http://www.chathamhouse.org/publications/papers/view/198954

● EVPA (European Venture Philanthropy Association)は、欧州でのベンチャー慈善社会投資に関する調査報告書を発表しました。
http://www.eban.org/wp-content/uploads/2014/04/EVPA-Survey-European-VP-SI-2012-2013.pdf
http://www.eban.org/resources-for-impact-investment/


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【2】 DC開発フォーラム:
3月実施キャリアセミナー、第26回ワークショップの議事録アップのお知らせ
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DC開発フォーラムのブログ(http://dcdevforum.blog.fc2.com/)に、3月に
開催されたキャリアセミナーと、第26回ワークショップ「インド:気候変動
どう向き合うか~州レベルでの気候変動対策の推進」の議事録がアップされ
ています。ご覧ください。


ワシントンDC開発フォーラム 企画担当
(DC開発フォーラム 企画担当)


DC開発フォーラムHP: http://www.devforum.jp/
facebookページ: http://on.fb.me/rtR9Le
ブログ: http://dcdevforum.blog.fc2.com/
twitterアカウント :@DC_dev_forum


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【3】 国連フォーラム
●勉強会「ワークショップで学ぶ国連の基礎知識」
  議事録掲載のお知らせ
●国連職員NOW!UNDP本部 吉村麻美さん
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●2014年2月28日に開催された勉強会「ワークショップで学ぶ
国連の基礎知識」では、参加者が8つのグループに分かれ、
国連の基本的な知識に関する理解を深めました。各グループの
発表後は、国連人道調整問題部人間の安全保障アドバイザーで
国連フォーラムのコーディネーターでもある田瀬和夫さんの
コメントをいただきました。勉強会の議事録は下記リンクから
ご覧いただけます。
http://www.unforum.org/lectures/80.html

●国連職員の生の声をインタビュー形式でお伝えする「国連職員NOW!」
第156回では、国連開発計画(UNDP)本部で国際保健分野の
プログラム専門官としてご活躍される吉村麻美さんにお話を伺いました。
地理学、IT関連の民間企業、NGO、そしてUNDPレソト事務所での
JPOと多彩な経歴をお持ちの吉村さんに、現在なさっている
ジェンダーのお仕事にどうたどり着かれたのか、語っていただきました。
http://www.unforum.org/unstaff/156.html

http://www.unforum.org/index.html
(国連フォーラム:大槻佑子)


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【4】 東京発~世界銀行からのお知らせ
(1) 国際金融公社(IFC)職員募集
(2) セミナー・イベントのご案内
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(1) 国際金融公社(IFC)職員募集

世界銀行グループの国際金融公社(IFC)では、東京事務所で勤務する
アソシエイト/インベストメント・オフィサーを募集しています。
募集締切は、2014年4月24日(ワシントンDC時間)です。
詳しくはこちら: http://bit.ly/1kckMXC


(2)  セミナー・イベントのご案内

■ 世界銀行グループビジネスセミナー「ベトナムにおけるビジネス機会」

日時:
2014年4月18日(金) 午後4時から午後5時30分
場所:
世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)
http://bit.ly/1dZZrth
内容:
佐藤桂子ハノイ事務所業務・ポートフォリオ マネージャーの来日を機に、
今後ベトナムへの投資や世銀プロジェクトへの参加を検討されている
日本企業の皆様を対象にビジネスセミナーを開催いたします。
言語:
日本語

詳細、参加お申込み:
http://bit.ly/1fFeWwi

(世界銀行東京事務所: 開裕香子)


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【5】 JICA研究所公開セミナー
デイビッド・マローン国連大学学長セミナー
「International Development: Ideas, Experience, and Prospects」に関するご案内
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JICA研究所は、デイビッド・マローン国連大学学長(国連事務次長)を
お招きし、公開セミナーを開催します。今回のセミナーでは、マローン
学長が編者を務め、最近発刊された“International Development: Ideas,
Experience, and Prospects”を紹介いただきつつ、開発援助をめぐる
議論が世界経済危機等を経て変化してきている中、これまでの開発に関する
理論や方法論について検証いただきます。特に、近年のアフリカや新興国の
台頭等の環境変化がポスト2015の開発議論へ与える影響等についても示唆
いただく予定です。

また、セミナーの最後には、質疑応答の時間を設けます。多くの方にご参加
いただき、有益な意見交換の場となることを期待しています。

プログラム:
2014年4月21日(月)
15:00 受付開始
15:30 開会挨拶 加藤宏 国際協力機構理事兼研究所長
15:35 講演 デイビッド・マローン 学長
16:20 質疑応答
16:50 閉会挨拶

詳細は下記のURLよりWEBにてご確認いただければ幸甚です。
どうぞよろしくお願いいたします。
http://jica-ri.jica.go.jp/ja/announce/jica-_ri_public_seminar_international_development_ideas_experience_and_prospects_by_drdavid_malone_r.html


The JICA Research Institute is pleased to invite Dr. David Malone,
Rector of the United Nations University (Under-Secretary-General of
the United Nations), to a public seminar on “International Development:
Ideas, Experience, and Prospects”. After many decades of the developing
world lagging the industrialized countries, since the global economic
crisis initiated in 2007-2008, developing regions, particularly Africa
to date, have proved more resilient than have countries of the Global
North, confounding expectations. A degree of confusion has ensued within
international organizations, among countries, and between experts on what
shape (if any defined shape) the post-2015-development framework should
adopt, while the traditional donors tighten their belts and turn inwards.
In his lecture, he will re-examine the theories and methodologies adopted
by the “development community” since the 1950s in the light of current
context, when the ideas behind development are changing after the global
economic crisis.


Programme:
April 21, 2014(Mon)
15:00 Registration
15:30 Opening Remarks Hiroshi Kato, Vice President of JICA, Director of JICA-RI
15:35 Keynote Lecture Dr. David Malone, Rector of the United Nations University
16:20 Q & A
16:50 Closing Remarks

For more information:
Log on to: http://jica-ri.jica.go.jp/announce/jica-_ri_public_seminar_international_development_ideas_experience_and_prospects_by_drdavid_malone_r.html


(JICA研究所 堀井)


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【6】 ワシントンDC開発フォーラム便り
「桜を贈る心」
執筆: 山中瑞樹(DC開発フォーラム幹事/ワシントンDC在住/世界銀行勤務)
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ワシントンDCは、先週末までNational Cherry Blossom Festivalの期間で、
多くの人々がタイダルベーズンを囲む満開の桜を満喫していました。1912年、
つまり102年前に、東京市から桜が贈られたことを記念するフェスティバル。
世紀をこえて、春に花を愛でる日本の心が伝わっているのは、本当に素晴らしい
ことですね。

dev-infoの今号は、Yahoo Japanグループのメーリングリストを通じて配信される
最後のdev-infoになると聞いています。10年という月日は、長いようで短い。
10年間当たり前のように使ってきたメーリングリストのサービスがなくなる。
より多くの方に快適に参加していただくために最適な移行先はどこか。
その選定は色々バランス感覚の難しいところです。新しいメーリングリストが
恙無く機能するよう祈っています。

DC開発フォーラムのホームページも、長い間、設立時のメンバーがご厚意で
サーバ代から更新まで負担してくださって続いてきましたが、より安価な
サーバを使って、勉強会等とより連携した形で運用できるよう、また、ブログ
などに分散しているフォーラムの情報を統合するポータルとなるよう、システムを
リニューアルする予定で、現在作業を進めています。そのリニューアル作業も、
ボランティアで、仕事の合間をぬって作成してくださっているボランティアに
支えられています。

13年目の活動に入ったDC開発フォーラム、活動内容は時代とニーズに合わせながら
変容し、それを支えてくれるボランティア幹事たちの顔ぶれも変わってきましたが、
同時に、活動の芯となる思いは変わらずに引き継がれて来たと思います。DCの桜の
ように世紀をこえて、とまでは行きませんが、これからも、変えていく部分と
変えてはならない部分を見据えて、途上国の開発支援に関わる日本の思いを伝える
ことを大切にしながら、活動を進めて行きたいものです。

(山中)

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  DC開発フォーラム「情報サービス(dev-info)」と
       「メーリングリスト(devforum)」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

ワシントンDC開発フォーラムでは、本フォーラムBBL関連情報
(案内・レジュメ・議事録)をはじめとする活動情報に加え、
グローバルな開発戦略と日本の関わりに関する主要な情 報を、
「ワシントンDC開発フォーラム・情報サービス (dev-info)」
として、電子メールにて2週間に1回を目途 に送付しています
(メルマガと同じです)。バックナンバー はこちらです。
http://groups.yahoo.co.jp/group/dev-info/

本情報サービスの配信をご希望の方は、連絡担当(info@devforum.jp )
まで電子メールアドレスをご 連絡いただくか、上記ウェブ
サイトの「このグループに参加」をクリックしてご登録ください。

本情報サービスへの記事掲載をご希望の方は、上記連絡担当
まで相談いただければ幸いです。

また、本フォーラムでは、毎回のBBLについての意見交換の他、
より広くグローバルな開発戦略と日本の関わりに関する意見
交換や情報交換を行うために、「ワシントンDC開発フォ ーラム・
メーリングリスト(devforum)」を運営しています。相互の信頼
関係に基づく率直かつ真剣な意見交換を確保する ため、本メー
リングリスト参加者は氏名・所属を明らかにす るとともに、
発言者の了承がない限りメディア等での引用が されないよう
ご配慮いただきます。本メーリングリストへの 参加をご希望の
方は、次のウェブサイトに掲載している「devforum参加者の共通
理解」に目を通していただいた上で、上記連絡担当まで氏名・
所属・電子メールアドレス・問題関心をご連絡ください。
http://www.devforum.jp/mail/index.htm

dev-infoやdevforumをはじめ、DC開発フォーラムの活動に
ついてご意見・ご示唆等ありましたら、お気軽に上記連絡担当
(info@devforum.jp)までお寄せいただければ幸いです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集担当:小林隼人/荘所真理/杉原ひろみ/春木由美
発行:ワシントンDC開発フォーラム

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twitterアカウント: @DC_dev_forum
2014/04/09 Wed
【第26回ワークショップ議事録】
3月27日(木)、世界銀行南アジア地域総局、持続可能な開発局、災害対策マネジメント及び気候変動ユニット、気候変動専門館の弥富圭介さんをお迎えして、「インド:気候変動どう向き合うか~州レベルでの気候変動対策の推進」というテーマで第26回ワークショップが開かれました。
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【テーマ】 「インド:気候変動とどう向き合うか~州レベルでの気候変動対策の推進」
インドは、近年の高い経済成長の結果、中国、米国に次いで世界第3位の温室効果ガス排出大国となっています。一方で、現在4億人以上の国民が未だ貧困に苦しむ中、気候変動に対して最も脆弱な国のうちの一つでもあります。インドはどのように気候変動を捉え、また国内の取り組みを推進していかなければならないのでしょうか。今回はインドの中でも特に貧しく、また2013年に大型のサイクロン“ファイリン”が直撃したオリッサ州を例に取りながら、インドの視点から気候変動問題と世界銀行の取り組みについて紹介します。

【プレゼンター略歴】 弥富圭介(いやどみ けいすけ):世界銀行 南アジア地域総局 持続可能な開発局 災害対策マネジメント及び気候変動ユニット 気候変動専門官
南アジア地域におけるカーボンファイナンスプロジェクトの開発、業務支援を主に担当。また、南アジア地域における低炭素社会の構築に向けた政策立案、調査業務、技術支援業務等に従事。日本の政策研究機関である地球環境戦略研究機関およびアジア開発銀行においてカーボンファイナンス及び気候変動政策に関する政策立案支援、調査業務支援を担当した後、2012年1月より現職。モントレー国際大学院にて国際環境政策修士取得。
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【プレゼンテーション】

1.途上国における気候変動と貧困問題
先進国よりも気候変動の影響に対して脆弱である途上国に対して、十分に立ち向かえるように、国際援助機関からサポートを行い様々な取り組みが行われている。将来予測(2013年、世銀)では、産業革命以前との比較による気温の上昇は、何も対策を講じなければ、4度上昇する確率が40%、5度以上の確率が10%とされる。4度上昇の場合、海面上昇は1メートル以上、結果として、水資源の減少が50%近くに及ぶ予測がある。現在でも地球の人口は70億、さらに人口増加傾向の中、減少する資源とどう向き合っていくかが課題。世界のいたるところで被害はすでに生じている。(2010年ロシアの熱波、2011年バンコクの洪水など)。

2.気候変動による貧困問題への影響
気候変動の影響は広範囲に及ぶ。熱波、干ばつ及び夏季の異常な猛暑;水資源の枯渇及び集中豪雨による川の氾濫;穀物栽培地域の減少及び農業生産性への影響;生態系の変化および貴重主の全滅の危機など。経済活動(農業、海洋産業)・健康被害・食料の安全確保や食料品の高騰;都市人口の増加、移住区の当会、飲料水の確保などもある。

3.気候変動問題への取り組み
二つの大きな国際的な枠組みは、国連の気候変動枠組み条約(UNFCCC)(1992署名、1994年発効、195カ国参加)と京都議定書(1997年合意、2005年発効)。京都議定書は、先進国への取り組みに対する削減義務を目指した枠組み。第一約束期間(2008-2012)終了後は、引き続き第2約束期間(2013-2020年)が存在するものの、日本、アメリカなど主要排出国は参加していないので、効果が不透明な枠組みとなっている。途上国、先進国双方が参加可能な枠組み策定のための会議が続いている。

4.2013年以降の将来の国際枠組みの争点:
2050年までに温室効果ガス排出量の半減(気温上昇を2度以下に抑えるため)と、2020年までに年間1000億ドルの資金が必要(2011年グリーン気候基金設立)ということで、京都議定書の枠を超えた枠組みが必要になっている。京都議定書の義務付け対象国の排出率は、世界中の27.4%のみ。半分以上の排出は途上国からなので、今後さらに、途上国にも削減活動を促す枠組みの形成が必要となっている。2015年12月パリで開催予定のCOPで決定予定だが、なかなか一致の意見をまとめるのは難しい状態。

5.インドにおける気候変動問題
二酸化炭素排出大国は、一位が中国、二位アメリカ、三位インド。ただし、インドの一人当たり排出量は途上国の中でも少ない(平均5トン、アメリカ9トン、日本5トン、インドは1トン強)。2008年、インドでは気候変動国家行動計画及び8つのミッションを策定した。2009年、国内のGDPベース排出強度を2005年基準で25%削減することを提案。第12次五ヵ年計画(2012年~)にて低炭素成長戦略を提案、また、クリーン開発メカニズム(CDM)による温室効果ガス削減事業を積極的に推進。2010年の再生可能エネルギー証明書、2012年の省エネ証明書など市場メカニズムを次々に導入(国内企業に、省エネ目標設定を義務づけといった仕組み)している。

6.オリッサ州気候変動行動計画
オリッサ(人口約4000万、日本の半分の面積)は国内でも貧しい州で、人口の約半分は貧困ライン以下、農村人口率80%(インド平均は70%)。気候災害の多い州で高い脆弱性指標、ベンガル湾で発生した過去三分の一のサイクロンが州を直撃。その一方で、天然資源発掘に伴う経済成長は高い率で維持されている。エネルギー需要も増加し、石炭火力ベース電力の増加を見込んでおり、結果として、温室効果ガス排出の多い州になっている。

気候変動問題は州の成長戦略と貧困削減に重大な影響を及ぼすため、州内の体制と能動的な政策の整備及び速やか実施が必要。ハイレベル調整運営委員会とワーキンググループを設立、2010年に州の気候変動活動計画を策定・公表、11特定分野における緩和・適応応対策(農業、エネルギー、交通、水など)を立案した。問題点としては、人材不足(州レベルで、地域の省庁関連者も、環境省以外は知識も費やせる時間も不足している);潜在案件の資金確保の未計画(詳細計画がつめられていない);影響指標評価の未設定;長期計画の欠落などがある。

7.世界銀行の支援
世銀では、州政府からの依頼に基づき、気候変動行動計画実施のための無償技術支援を行っている。支援全体の業務(2014年1月~2015年6月)は、行動計画の進捗評価の実施;他世銀案件との相乗効果分析;低炭素成長のための分野別支援;州政府の基盤・能力強化など。弥富さんの日々の業務としては、内部向けの提案書の作成、支援実施に必要な資金の確保、各支援業務のチーム編成及び調整、コンサルタント業務の支援・管理、担当業務(都市省エネ分析調査など)の現地調査の実施、州政府向け提案書の作成支援などがある。

8.(世界銀行の気候変動全体に対する取り組み)
130カ国における気候変動対策を支援。取り組み内容は、
• 71億ドル(2012年度の気候変動緩和向けの支援額)-クリーンエネルギー、公共交通手段を増やすことで個人の輩出する温室効果ガスを減少する努力など)
• 46億ドル(2012年度の気候変動適応向けの支援額)(前年度比2倍)
• 国別援助・パートナーシップ戦略における対策強化
• 機構投資基金によるクリーンエネルギーの促進や低所得国の適応能力の強化を支援
• カーボンファンドによる温室効果ガス削減へ貢献(1.3億ドル、13基金)
• グリーン債権の発行(33億ドル、17カ国)
など。クリーンエネルギーは、投資になりうるので、途上国への負担になるとばかりもいえない。ただし、投資コストは依然として従来の化石燃料ベースのエネルギーより高くなる。カーボンファイナンスや気候関連のファンドなどの資金活用を促進することで、費用対効果を高めて新しいエネルギーを促進することを行っている。
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【質疑応答・ディスカッション】
Q:ポスト京都議定書に関して、合意にいたるためのシナリオはあるのか?
A:全体合意は排出大国がどこまで野心的な目標を公約できるかが焦点になってくる。交渉グループは細かくわかれていて、サブグループ(森林減少防止のための枠組みなど)では大方の合意ができていることもある。個別交渉グループの合意を増やして、ボトムアップの形で合意に持っていくほうが可能性があるが時間は非常にかかるといわれる。コペンハーゲンでのCOPでは、首相レベルなどハイレベルの会合(インド首相、アメリカ大統領、日本首相、中国国家主席などが出席)をしたが、少数の国でトップダウンで決定する方法に対して他国から大いに批判が出た。合意できることを積み重ねて、実質的に効果があって動くことができる枠組みをつくっていくアプローチが大事だろうと思われる。

Q:インドで前年にサイクロンがきたために対策をとり、次年度には予測をし非難命令が出たために策が成功した事例を聞いたことがあるが、何か具体的に現地で聞いた話があれば?
A:2007年サイクロンの経験をもとに、オリッサでも災害危機対策の部署が今後の計画を緻密にたて、昨年の災害時に実施をして、大きな効果を生むことができた。

Q:国別の排出量はどうやって測っているのか?
A:国連に排出量測定のためのガイドラインがある。基準の指標に対して、その国における排出源をカウントし、基本的には基準値とユニット数に基づいて計算される。生物(人間の呼吸、バイオマスなど)の排出はニュートラルとしてカウントされていないが、畜産農業からのメタン排出はカウントされている。個別の削減事業では、例えばネパールなどで、排出物をためて強制発酵させメタンを発生させ、それをエネルギーとして家庭内で使う手法が、削減対策として世銀のカーボンファイナンス事業として支援されている。

Q:世銀の技術支援の際、知識移転などが売りとされるが、他の国や都市での気候変動における知識がシェアされているのか?
A:いろいろな国が参加する集まりで南南協力や先進国からの国レベルでの知識のシェアは行われているが、先進国の地方自治体の取り組みに反映させる方法はまだ模索中。

Q:具体的な世銀側の支援チームの編成は?
A:広範に及ぶ仕事の中で、優先付けをし、影響の大きい、たとえば都市、交通とエネルギーに関して、そのセクターの専門家を集めて支援事業を行っている。

Q:以前、国際会議の場で、たとえばILOはグリーンジョブや人材開発といった得意分野を担当する、といったコーディネーションを見たことがあるが、各機関の得意分野を生かしたドナー間の調整、役割分担名はどのように行われているか?
A:オリッサ州以外では、UNDPや他の機関が他の州の気候変動行動計画を支援しており、今後さらに強化して実施する話が出ている。

Q:地方自治体はどのようなインセンティブを持って活動を行っているのか?特に途上国で、インセンティブを高めるためにどのような仕組みを作れるのか?(日本は倫理的な観点やマーケットの仕組みを使っておこなっている)
A:オリッサでは、目的意識は比較的すでに高い。インセンティブというよりも、例年のサイクロンへの対策など、必要に迫られている状況ともいえる。意識は高いが、さらなるサポートを受けるために世銀や日本政府などにも働きかけている。市場メカニズムへの期待は、現在は相対的に低い。中国では、国内で新しい市場(排出量取引制度)をつくって対策を講じるような試みが行われている。インドでは、似たような取り組みをしようという動きはある。

Q:インドは州レベルで法的な義務付けはできるのか?
A:アメリカと同じで、連邦共和国政府として、地方分権が進んでいる一方で連邦直轄領では中央政府の権限が残されている。

Q:となると、表示義務を設けて「見える化」をするのが一番簡便であるように思われるが、どうだろうか?スマートメーターを作っている日本のメーカーも仕事ができるかもしれない?
A:インドの日本大使館との話し合いでも、「見える化」の話が出たが、制度としてどこまで促進できるかについては、インド内ではまだ機運が高まっていないのが現状。ただ、パイロット的に行うことは可能だと思われる。

参加者からその他のコメント:
• 州、国にも、ニーズはあるように思う。適応策も、たとえばバングラでは太陽光パネルが広く使われている。コストもかかるが、すでにあるインセンティブを生かしていると感じた。
• プレゼンがとてもまとまっていてわかりやすく、勉強になった。

終了後は、弥富さんを含め15人ほどで、懇親会が行われました。
2014/04/09 Wed
DC開発フォーラム キャリアセミナー2014レポート

ワシントンDC開発フォーラムでは、3月7日(金)にキャリアセミナーを開催しました。パネリストとして下記4名の方々をお迎えし、当フォーラム幹事の大森功一(世界銀行 南アジア地域担当副総裁特別補佐官)がモデレータを務めました。本セミナーには約40名の学生・社会人の皆様が集まりました。昨年同様に実施したWeb配信には、アメリカ、日本、イギリス、ジンバブエなど世界各地から約15人が視聴しました。

パネリスト一覧
【世界銀行】 佐伯洋さん(アフリカ地域総局  人間開発局(教育)エコノミスト)  
【地球環境ファシリティ(GEF*)】 渡辺陽子さん (プログラムマネージャー/上席生物多様性専門官)
【国際金融公社(IFC)】 奥村澄さん(気候ビジネス局 インベストメント・オフィサー)
【米州開発銀行(IDB)】 ラッセルまり子さん(国家組織能力部門(IFD/ICS) 上級専門官)
*GEF:世界銀行に信託基金として設立され、開発途上国や経済移行国が地球規模の環境問題(気候変動、生物多様性、国際水域、土地劣化、オゾン層破壊、水銀)に取り組むための活動を支援。
(パネリストの詳しい経歴に関してはこちらに記載があります)


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パネルディスカッションの様子


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モデレーターとパネリストの皆様
(左より、大森さん、佐伯さん、渡辺さん、奥村さん、ラッセルさん)

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パネルディスカッションの様子

約1時間にわたるパネルディスカッション「エントリー~ミッドキャリアレベルの国際公務員に求められる資質とは何か?」では、パネリストの方々に以下の質問にお答えいただきました。

1) 現在の担当業務
2) 現在勤務する国際機関へ入った経緯
3) 今後国際開発金融機関を目指す学部生へのアドバイス
4) エントリーレベルで国際開発金融機関を目指す方々へのアドバイス
5) ミッドキャリアレベルで国際開発金融機関を目指す方々へのアドバイス
6) ご自身の学部時代を振り返って
7) 現在ワシントンDCの大学に通う学部生へのアドバイス

以下が主な内容です。

 国際開発金融機関へ入る経歴や経緯は100人いれば100通りあり様々
 通常は3~5年の職務経験が求められることが一般的であるものの、JPAなど比較的職務経験が少なくても応募できるプログラムもある。
 学部時代は「何をすべきか」(例えば世銀に入るためにはどうすればいいのか)よりも「何が好きか」を真剣に考えることが重要。
 国際開発金融機関で求められる人材像(仮にパネリストの皆様が採用担当だった時に重視する能力・スキル等)
 経済・統計分析力
 ライティング力(日本人の場合はスピーキング力を重要視する傾向があるものの、ライティング力も同じくらいもしくはそれ以上に重要)
 論理的思考力(仮に上司や同僚が自分の意見に異議を唱えた時でも、自分の主張を相手に不快感を与えずに説得できる論理力)
 メール等のリスポンスが早い
 仕事の期限を厳守する
 チームワーク(色々なバックグラウンドの職員と楽しく仕事ができる)
 行動力(自分の考えを同僚や上司にメールで送るという一見小さなアクションからも大きな案件が生まれることもある。アクションを起こさない限り何も起こらない)
 一貫性(これまでの学業や職歴に一貫性がある人は魅力的にうつる)
 即戦力(次の日からすぐに仕事を任せられる)
 熱意(「開発は熱意だけではできない」と言われるが、熱意は必須。なぜその仕事がしたいのかという強い動機・熱意)
 関係者の利害調整能力(開発案件はドナー、被援助政府、民間業者などの関係者間の利害で成り立っている。各関係者の立場を理解して調整できる力)
 投資関連業務を希望するのであれば、企業価値の分析、ファイナンスモデリングなどは基本的な必須スキルであり、金融機関・投資ファンドでアナリストとして基本的な分析方法を習得することが望ましい。
 現在ワシントンにいる学生へのアドバイス
 基礎体力(学業、スキル等)をつける
 ワシントンという地の利を生かす(色々な人に会って話をする)
 現場経験は貴重なため、途上国でのボランティア活動等に参加する

パネルディスカッションの後、各パネリストによる機関別の分科会では、約1時間にわたり活発な質疑応答が行われました。セミナー終了後の懇親会には、国際開発金融機関の若手職員も加わり、約2時間にわたり参加者との交流の機会をもちました。

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分科会の様子

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懇親会の様子
      
今回のキャリアセミナーをきっかけに、参加してくださった皆様の中から、少しでも多く将来の国際開発金融機関職員が生まれることを期待しつつ、当フォーラムは今後もこういった機会を提供したいと考えています。

ご来場の皆様、ならびにWeb配信を視聴してくださった皆様、誠にありがとうございました。

プロフィール

DC開発フォーラム

Author:DC開発フォーラム
ワシントンDC開発フォーラムでは、DC在住で開発に興味を持つ若手プロフェッショナル、大学院生同士の意見交換・交流を深めるためのワークショップを開催しています。従来のBBL(ブラウンバッグランチ)が専門家を招いてランチの時間を利用して討議をするのに対し、ワークショップでは20代・30代を中心とした若手に平日の夜を利用して発表の場を提供し、自由活発に議論を交わし、そして何らかの行動に結び付けていくことが狙いです。参加希望・お問い合わせはdev.forum.workshop@gmail.comまで。

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